ゼミ紹介

このゼミは、東南アジアに関連する研究を中心としています。また、アジア系の住民への関心を中心とした多文化社会研究を行う学生もいます。

これまでの卒業生は、ベトナム戦争やその影響、ベトナム戦争後（特に1980年代以降）のベトナム社会、日本在住のベトナム出身者のコミュニティなどに関するテーマで卒業論文を書いています。私自身の研究上の専門がベトナム史なので、ベトナムに関する研究を行った学生の比率が高くなっていますが、ベトナムに限らず、東南アジア関連のNPO・ NGO、東南アジア在住の華僑・華人（中国系住民）などのテーマに取り組んだ学生もいます。

ゼミでは、学生それぞれの関心分野を考慮して教員が指定した研究書や、学生自身が自分の研究のために選んだ研究文献などの講読を通して、東南アジア・多文化社会への理解を深め、各自のテーマを考察しています。