ゼミ紹介

PICK UP SEMINAR 06

よく学び、よく遊び、よく助け合う

下澤 嶽 教授  研究分野:国際協力、NGO/NPO
関 佳央里 SEKI Kaori
3年生
ゼミ担当教諭である下澤先生の研究分野は「国際協力」「NPO・NGO」ですが、ゼミ生は旅行、紛争、社会運動、保健衛生など、枠にとらわれず自分の関心分野をそれぞれ研究しています。授業内では、自分の研究テーマに沿った文献を読んで学んだことをひとりずつ発表後、全員で意見交換をして学びを深め合います。これまで全く興味を持ってこなかった分野も、ゼミ生の発表や経験豊富な先生の解説により見聞を広げることができ、様々なニュースや文献に関心を持つきっかけとなっています。

私が研究したいと考えているのは、国内外で活躍するNGOの担う役割や内部のマネジメント、今後の展望についてです。バングラデシュのNGOで20年以上活躍されてきた下澤先生の実体験に基づく現場でのお話はとても臨場感があり、より深みのある研究に繋がっています。

それぞれの関心発表以外にも、デュルケムの古典評論の読み合わせにより論理立てて文章を書く訓練をしたり、映像資料を用いた学習や自衛隊の基地に見学に行ったりと、さまざまな角度から興味を深めています。
下澤 嶽 SHIMOZAWA Takeshi
私の専門は、国際協力、NPO、市民社会・ボランティアですが、ゼミ生の関心はかなり広いのです。企業、右翼、CSR、ソーシャルビジネス、紛争、旅行といった分野の研究をする学生も毎年います。ただ、共通しているのは、市民の目から見てどうか、客観的かといった視点を大事にしていることかと思います。
ゼミ学習では、大きく3つの学びの場があります。
「文献を自分で選び、読み、発表する」「教員が選んだ本(主に古典)を皆で読み、発表する」「自分たちで企画する学習」です。

また、学期末最後のゼミでは「関心発表」を行うことを続けています。発表の機会は、自分の研究を振り返り、整理するに効果があると思っています。
新歓、ゴールデンウィークのバーベキュー、期末打ち上げ、追い出し飲み会などのパーティ交流の場も多く、この数年夏合宿をやっています。特に3年生、4年生の交流の場をつくるように意識しています。
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