ゼミ紹介

PICK UP SEMINAR 10

フランスを学び、フランスから考える

中田 健太郎 講師  研究分野:フランス文学・視覚文化論
小鳥居 邦人 KOTORII Kunito
3年生
このゼミでは、フランスに関係することを中心に学んでいきます。今学期(三年生の夏学期)はまず、先生が用意した文章や資料を読んで、それらの感想やどう理解したかなどを順に発表しました。用意される文章や資料のテーマは、ゼミ生の興味のある分野にしたがって、一週ごとに変わります。

今学期は、シュルレアリスムやファッション、世界遺産やフランス料理などのテーマがありました。いままで触れることのなかった用語や思想などが出てきますが、半年間学ぶことで、それらについてある程度の知識を身につけることができます。そして今学期の終わりには、学んできた分野をとおして、もっとも興味をもてた分野を卒論のテーマに選んで、発表をしました。フランスの文化に興味をもっている人には最適なゼミです。
中田 健太郎 NAKATA Kentaro
私たちのゼミでは、各自がフランスにかかわる文化をテーマとして定め、卒業論文完成にむけて研究をすすめています。現在あつかわれているテーマは、カリカチュア・ジャポニスム・世界遺産・ファッション・フランス料理といった具合です。

ゼミ生は、各自のテーマにしたがって文献を解説し、発表をおこないます(各自のテーマが定まるまでは、私が文献を紹介したり、議題を提案したりします)。話題はしたがって多岐にわたるわけですが、ゼミでの議論をとおして、フランス文化・社会にたいする理解が多面的なものになるように努めています。また、さまざまな文献をとおして、人文科学に共通する考え方や方法論についても学んでいます。

ゼミの具体的な活動内容は、参加する人たちの希望によって変わっていくでしょう。フランスの芸術や社会についてもっと知りたい方、フランス語が好きでつづけたい方、日仏の文化比較に関心のある方など、いろいろな人があつまり、刺激をあたえあう場所になることと信じています。
ページの先頭へ戻る