Conductor, Orchestra and Official Accompanists

指揮・オーケストラ(本選のみ)

髙橋 直史

髙橋 直史

指揮

東京藝術大学指揮科卒業、同大学大学院修了。ミュンヘン音楽・演劇大学大学院指揮科修了(Meisterklassendiplom)。文化庁派遣芸術家在外研修員としてバイエルン州立歌劇場で研鑽を積む。その後ドイツでオペラ指揮者として活動をはじめ、ブランデンブルク歌劇場客演指揮者、オズナブリュック歌劇場専属指揮者兼コルペティトール、エルツゲビルゲ歌劇場音楽総監督及び同交響楽団首席指揮者を歴任。2021年より日本に音楽活動の場を移し、2022年4月より大阪交響楽団首席客演指揮者に就任。また、金城学院大学文学部音楽芸術学科教授として後進の育成にも力を入れている。
ドイツ・エルツゲビルゲ歌劇場では、特にワーグナー=レゲニーのオペラ『Der Günstling (お気に入り、またはファビアーノの最期の日々)』、ゴルトマルクのオペラ『Götz von Berlichingen(ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン)』がメディアに大きく取り上げられ、国内外で大きな反響を呼んだ。また2013年にはヒンデミット没後50年記念・新国立劇場オペラ研修所公演『Cardillac(カルディヤック)』日本初演を指揮。
これまでに、新日本フィル、読響、名フィル、セントラル愛知響、大阪響、東響、ミュンヘン響、エルブランド響、アウグスブルク歌劇場、プラハ国立歌劇場、ピルゼン放送響等、オペラ公演、コンサートの双方において国内外の多数のオーケストラと共演している。

東京交響楽団

東京交響楽団

オーケストラ

1946年、東宝交響楽団として創立。1951年に改称し現在に至る。サントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホール、東京オペラシティコンサートホールで主催公演を行い、文部大臣賞を含む日本の主要な音楽賞の殆どを受賞。新国立劇場のレギュラーオーケストラを務めるほか、川崎市や新潟市など行政と提携した演奏会やアウトリーチ、「こども定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」等教育プログラム、ウィーン楽友協会をはじめとする海外公演も注目されている。さらに日本のオーケストラとして初の音楽・動画配信サブスクリプションサービスや、VRオーケストラ、電子チケットの導入などITへの取組みも音楽界をリードしており、2020年ニコニコ生放送でライブ配信した無観客演奏会は約20万人が視聴、2022年12月には史上最多45カメラによる《第九》公演を配信し注目を集めた。
近年は、音楽監督ジョナサン・ノットとともに日本のオーケストラ界を牽引する存在として注目を集め、《サロメ(演奏会形式)》は音楽の友誌「コンサート・ベストテン2022」で日本のオーケストラとして最高位に選出された。

公式ピアノ伴奏者