審査委員

チェ・サンホ

チェ・サンホ

韓国/テノール

韓国ソウル市生まれ。延世大学を経て、ドイツのカールスルーエ音楽大学を卒業。その後、フランクフルトやカッセル、そしてライプツィヒの劇場でキャリアを歩み始める。レパートリーは驚くほど幅広く、タミーノ、フェランド、ベルモンテといったモーツァルト作品のテノールを始めとして、ドニゼッティの「愛の妙薬」ネモリーノ、「ランメルモールのルチア」エドガルド、レハールの「微笑の国」スー・チョン殿下、ヴェルディの「椿姫」アルフレード、そしてチャイコフスキーの「エフゲニ・オネーギン」レンスキーまで、45以上もの役柄を網羅している。また、ベルリン音楽大学でのマスタークラスなど、若い才能を育てる教師としても名前を確立させてきたほか、いくつもの国際コンクールで審査委員を務めてきている。
1999年から韓国芸術総合学校教授を務め、2023年からは韓国国立歌劇場の監督に就任する。