審査委員

ジョスリーヌ・ディエンスト=ブラディン

ジョスリーヌ・ディエンスト=ブラディン

フランス/オペラ・コーチ

ジョスリーヌ・ディエンスト=ブラディンは、世界的に有名なピアニストであり、声楽指導者でもある。ニース音楽院でP.コシュローの指導のもと音楽を学んだ後、1977年から1984年までニース・オペラ座のオペラ・コーチおよびアシスタント・コーラス・マスターを務める。その後、国際的なキャリアをスタートさせ、ヨーロッパの主要な会場や有名な音楽祭(ペーザロ、ブレゲンツ、エクサンプロヴァンス、オランジュなど)で演奏。これまでに、プレートル、ロンバール、カンパネラ、パタネ、テイト、パッパーノ、ドミンゴ、カバレ、フレーニ、フォン・オッター、アラーニャ、ハンプソン、レイミーなど、名だたる指揮者のアシスタントを務めている。
モンテカルロ歌劇場ではL.フォスター指揮のもとで首席コーチを務め、CNIPAL(フランス国立オペラ歌手研修所)では芸術チームの責任者を務めた。1999年よりサー・コリン・デイヴィスの音楽アシスタントを務め、ロンドン交響楽団とのレコーディングにも多数参加している。2008年からは、ブリュッセルのエリザベート王妃音楽大学でJ.ヴァン・ダムとともに講師を務めている。
ジョスリーヌ・ディエンスト=ブラディンは、何よりもフランス・オペラを専門としている。プラシド・ドミンゴが設立したバレンシアの "Centre de Perfeccionament "をはじめ、世界各地でマスタークラスを開催している。
2016年にはジュネーブ声楽コンクールの審査員を務めた。