イベントレポート

2025年04月14日

「みんなの電話」

静岡文化芸術大学地域連携センターは、本学ギャラリーにて、「みんなの電話」を開催しました。電話の歴史について昭和の頃を中心に、プロダクトの視点、使い勝手(UX・UX)の観点、そして建築の観点等、様々な方向から紐解くイベントです。
3月22日(土曜日)は、ミニレクチャー&ワークショップを開催しました。

ミニレクチャー

ミニレクチャーとして、2名の講師に登壇いただきました。

初めに、芝浦工業大学名誉教授、元電信電話公社通信研究所の大賀寿郎氏による「昭和の電話機の進化―600形から601形へ」と題した、電話の技術的な進歩について講演が行われました。
電話の技術的な進歩について講演
続いて、静岡文化芸術大学デザイン学部特任助手西山雄大氏です。「電話事業を支えた『逓信建築』」をテーマに講演しました。
西山氏は、逓信建築とそれに関わった建築家を紹介し、写真で示しながら特徴などを説明しました。
電話事業を支えた『逓信建築』講演

 

ワークショップ

本イベントを企画した静岡文化芸術大学デザイン学部的場ひろし教授による11個の体験型システム等に触れて電話の歴史に関する知識を深めました。
ポケベルの疑似体験
ポケベルの疑似体験
デルビル電話機の疑似体験
デルビル電話機の疑似体験
600形と601形の電鈴の比較
600形と601形の電鈴の比較

電話の歴史を図解した横断幕は、4月21日(月曜日)までギャラリーにて展示し、その後は本学図書館で展示(本学図書館の開館日、開館時間のみ)します。
電話の歴史を図解した横断幕
また、 先に紹介しましたワークショップで使用した体験型システムや関連書籍は、ギャラリーにて展示をしています。
(注)4月21日(月曜日)まで 午後3時から午後7時(日曜日を除く)
 
ぜひ、お立ち寄りください。

開催概要
「みんなの電話」

【開催日時】2025年3月22日(土曜日)午後2時から午後5時
【会場】静岡文化芸術大学ギャラリー
【参加費】無料
【主催】静岡文化芸術大学地域連携センター
「みんなの電話」ポスター

発行部署:地域連携室