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静岡国際オペラコンクール審査委員の三浦安浩先生の演出による「フィガロの結婚」が上演されます。

札幌文化芸術劇場 hitaruは、2018年に札幌にできたホールです。ホールのHPによると、「3層バルコニー構造の劇場です。オペラ・バレエなどの舞台芸術に対応できる北海道初の多面舞台を備え、幅広い演出を実現できます。」とのことです。

そのhitaruが、地元のオペラ団体、教育機関、実演芸術家などの協力を得て、hitaruを舞台としたオペラを創造・発信するhitaruオペラプロジェクトを開催することになりました。その第1回として、モーツァルト作曲「フィガロの結婚」を上演し、その演出に、三浦先生が携わります。

三浦先生によると、せっかく北国札幌でのオペラ上演なので、何か北を感じさせる演出にしたかったとのこと。南国スペインのセビリャではなく、どちらかというとロシアの宮廷のイメージでしょうか。その象徴として巨大なポプラの樹が舞台上に据え付けられた写真が新聞報道されていました。

出演は、札幌や北海道にゆかりのある歌手を中心に組まれています。お近くの方も、そうでない方も、「道産オペラ」「北国のフィガロ」にご期待ください。