About Competition静岡国際オペラコンクール
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目的
「静岡国際オペラコンクール」は、静岡県ゆかりのプリマドンナ三浦環をたたえ、没後50年にあたる1996年から、静岡県が3年ごとに開催しているコンクールです。このコンクールは、声楽界における有能な人材を発掘することはもとより、広く音楽文化の発展を願うとともに、国際交流を通して内外との連携を深め、世界に広がる“しずおか文化”を創造することを目的としています。
特徴
世界各国の声楽家や他の一流コンクールの上位入賞者からの多数の応募、そして厳しい審査基準により、大変ハイレベルな審査が行われます。特に第2次予選では、オペラの一役を自選し、全曲の中から指定された箇所を約20分間演奏して審査を受けます。これは世界でも数少ない審査方法で、出場者の発声技術や表現力はもとより、経験も問われる難度の高い内容で、本コンクールが「声楽」ではなく「オペラ」コンクールである所以でもあります。
歴史
1996年に第1回「国際オペラコンクール in SHIZUOKA」が開催され、その後1999年、2002年と3年毎に回を重ね、2003年にはその実績が認められ声楽分野のコンクールではアジア初となる「国際音楽コンクール世界連盟」加盟が実現、これを機にコンクールの名称は「静岡国際オペラコンクール」と変更されました。2016年には世界遺産に登録された富士山の近くで開催されることを強調するため英語名称を変更。本コンクールの入賞者は世界各国の名立たる劇場で活躍しています。3年ごとの開催で、第9回の開催は2020年に予定していましたが、世界的な感染症の流行により2023年に延期されています。
入賞者の情報はこちらをご覧ください。
国際音楽コンクール世界連盟(WFIMC)とは
コンクール活動との調和、入賞者の援助などを目的として1957年設立されました。本部はスイス・ジュネーブにあります。高いレベルの加盟基準があり、権威ある国際コンクールの多くが加盟しています。静岡国際オペラコンクールは2003年にWFIMCに加盟しました。
三浦環について
静岡県について
静岡県は日本のほぼ中央に位置し、南側は太平洋に面した約500キロメートルの海岸線、北側は富士山など3000メートル級の山々があり、海や山、湖などバラエティに富んだ自然は、日本の豊かな風土の縮図ともいえます。 一年を通して比較的温暖な気候で、春、夏、秋、冬と四季がはっきりしていますが、冬は乾燥して晴天が多く、平地では雪もみられません。
東西の文明を受容し発展した日本の中央に位置するため、東の文化と西の文化が交流する地域であり、豊かで多様な文化資源を有しています。そして、日本文化の象徴であり、世界遺産である富士山のもとで、豊かで独創的な文化が創り出されてきました。
また、温暖な気候や山と海に面した立地を活かし、緑茶、みかん、いちご、メロンなどの農産物や、かつお、まぐろなどの水産物を含む多様な農水産物がある一方で、三大都市圏を結ぶ東海道に沿って整えられた鉄道・高速道路などを背景として、全国有数の工業地域で、ものづくりが盛んです。
東西の文明を受容し発展した日本の中央に位置するため、東の文化と西の文化が交流する地域であり、豊かで多様な文化資源を有しています。そして、日本文化の象徴であり、世界遺産である富士山のもとで、豊かで独創的な文化が創り出されてきました。
また、温暖な気候や山と海に面した立地を活かし、緑茶、みかん、いちご、メロンなどの農産物や、かつお、まぐろなどの水産物を含む多様な農水産物がある一方で、三大都市圏を結ぶ東海道に沿って整えられた鉄道・高速道路などを背景として、全国有数の工業地域で、ものづくりが盛んです。
コンクールが開催される「アクトシティ浜松」のある浜松市は、『楽器のまち』として知られ、ヤマハやカワイ、ローランドといった世界に名立たる楽器メーカーが立地しています。また、浜松市では、浜松国際ピアノコンクールも開催されています。