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第6回静岡国際オペラコンクール（2011年開催）で第3位ならびにオーディエンス賞に輝いた髙橋絵理さん、および、第8回静岡国際オペラコンクール（2017年開催）で三浦環特別賞に輝いた城宏憲さんが、下記の公演に出演します。

2019年に東京でワールドプレミエ、その後2022年にザクセン州立歌劇場（ゼンパーオーパー・ドレスデン）、2023年にサンフランシスコ歌劇場で上演し、大成功を収めたプロダクションが、来月日本にて再上演されます。演出は宮本亞門氏、衣裳デザインは、世界的デザイナーで2020年に亡くなった、故・髙田賢三氏が担当したプロダクションです。

髙橋絵理さんは、気高く純粋な思いを胸に秘めた15歳の少女を、持ち前の凛とした気品漂う歌声とともに演じます。城さんは、主なもので2022年9月の新国立劇場での公演、2023年12月のHakuju Hall「TRAGIC TRILOGY Ⅲ」の公演でピンカートン役を演じています。役としても年々熟成しながらも、宮本氏演出の新しいピンカートンを演じる城さんにもご期待ください。本公演はダブルキャストでお二人は別の組での出演となっているため出演日が異なります。

また、本公演の衣裳デザインを担当した、デザイナーの髙田賢三氏の故郷である兵庫県姫路市でも公演が予定されています。こちらの公演には城さんが出演します。公演が開催される「アクリアひめじ」の大ホールと中ホールの緞帳は、髙田氏のデザインによるもの。ご来場のお客様は、オペラの衣裳もさることながら、姫路城がデザインされた美しい緞帳もお楽しみいただけることでしょう。