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新国立劇場での「ドン・カルロ」コンクール入賞者3名出演

入賞者の活躍

2021.5.12

新国立劇場での「ドン・カルロ」コンクール入賞者3名出演 髙田智宏 光岡暁恵 城宏憲
2021年5月20日、23日、26日、29日の4日間、新国立劇場でヴェルディの大作「ドン・カルロ」の公演があります。この公演に3名のコンクール入賞者が出演いたします。

ロドリーゴを演じる髙田智宏さんは、第4回コンクールで三浦環特別賞を受賞しました。長年北ドイツのキール歌劇場の専属歌手を務め、2017年12月、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州から宮廷歌手の称号を得ています。2020年9月からは、南ドイツのカールスルーエにあるバーデン州立歌劇場専属歌手となりました。

第5回コンクールで3冠つまり、第1位、三浦環特別賞、オーディエンス賞に輝いた光岡暁恵さんが「天よりの声」を務めます。光岡さんの声は、魂を浄化する透き通った声にぴったりですが、なんとも贅沢な配役だと思います。

第8回コンクール三浦環特別賞の城宏憲さんは、「レルマ伯爵」と「王室の布告者」を歌います。オーケストラがピタリと鳴り止んだ後、アカペラで歌う場面があります。きっと存在感を示してくれることでしょう。

緊急事態宣言が発出されていますが、公演は予定通り行われるとのことです(20日の開演時刻のみ変更されました)。詳細は新国立劇場のHPを御覧ください。

新国立劇場オペラ「ドン・カルロ」
ドンカルロキャスト