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オペラおもしろ講座 静岡会場、熱演の模様を紹介します

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2013.12.20

来年開催される第7回静岡国際オペラコンクールに先立ち、浜松、静岡、沼津の3会場で開催される「オペラおもしろ講座 オペラって何だろう?~誕生から現在まで~」。

12月15日(日)、静岡会場(しずぎんホールユーフォニア)は満員のお客様をお迎えして開催されました。
ナビゲーターは、第7回静岡国際オペラコンクール審査委員長・木村俊光氏。オペラの歴史を様々なエピソードを交えて解説し、前回浜松での講座に続き「分かりやすい」、「もっとオペラが観たくなった」、と大好評でした。
始まりは教会音楽、オペラの黎明期の歌曲から。
カヴァエーリ「魂と肉体の劇」より
テムポ:松中 哲平
 
ヘンデル「セルセ」より
セルセ:小林 啓倫
 
木村氏の解説で時代を追いながら、なじみのある有名な歌曲が続きます。
モーツァルト「フィガロの結婚」より
伯爵夫人:原 璃菜子
 
ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」より
フィガロ:小林 啓倫
 
ウェーバー「魔弾の射手」より
エンヒェン: 今野 沙知恵
 
ドニゼッティ「ファヴォリータ」より
レオノーラ:藤井 麻美
 
ヴェルディ「リゴレット」より
マントヴァ公爵:伊藤 達人
 
ビゼー「カルメン」より
ドン・ホセ:菅野 敦
 
続いての曲は「ホフマン物語」の”オランピア”というゼンマイ仕掛けの自動人形のアリア。人形の動きが止まると、ピアニストの髙田絢子さん(新国立劇場オペラ研修所ピアニスト)が大急ぎでネジを巻き・・・。オランピアの歌声とコミカルな動きに会場は大いに盛り上がりました。
オッフェンバック「ホフマン物語」より
オランピア:清野 友香莉
 
ピアニスト:髙田 絢子(新国立劇場オペラ研修所ピアニスト)
 
楽しい演出の後も、美しい重唱、有名なアリアが続きます。
プッチーニ「ボエーム」より
コルリーネ:松中 哲平
 
R.シュトラウス「バラの騎士」より
左 ゾフィ:今野 沙知恵 / 右 オクタヴィアン:藤井 麻美
最終公演は、12月22日(日)沼津市民文化センター・小ホール(沼津市)にて行います。
僅かながらまだ残席があります。感動のフィナーレをぜひ会場でご覧ください。