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第8回静岡国際オペラコンクール（2017年開催）で三浦環特別賞に輝いた城宏憲さんが、下記の公演に出演します。

今年9月には、同じく東京二期会によるオペラ「さまよえるオランダ人」に出演する城宏憲さん。現在大活躍中の城さんが、2025年にまず演じるのがビゼー作曲のオペラ「カルメン」のドン・ホセ役です。城さんは、2019年10月から2020年1月にかけて、神奈川県民ホール、愛知県芸術劇場、札幌文化芸術劇場で開催されたグランドオペラ共同制作「カルメン」でもドン・ホセ役を経験していますが、その際に別の組で出演した、国内外で活躍するメゾソプラノの加藤のぞみさんがカルメンとして、今回は同じ組で出演します。この5年で多くの舞台と役を経験された城さんによる、より深みのあるドン・ホセをどうぞお楽しみください。

ハバネラ、花の歌、闘牛士の歌など、誰もが知る名曲が楽しめる「カルメン」。今回の公演では、故 小澤征爾さんにも認められ、2024年よりセイジ・オザワ松本フェスティバルの首席客演指揮者にも就任した沖澤のどかさんと、イギリスの演出家、故 ピーター・ブルックさんの愛娘にして演出家のイリーナ・ブルックさんがタッグを組みます。女性たちが描き出す新たなカルメンにも乞うご期待です。