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2025年01月30日
北斎 - 世界を魅了した浮世絵師



この度、すみだ北斎美術館(東京都墨田区)から当館へ、葛飾北斎に関する図書、学術雑誌、展覧会カタログ等、合計71点の貴重な資料を寄贈していただきました。本学所蔵資料とあわせて、葛飾北斎の研究と作品に関する資料を紹介します。
葛飾北斎(1760年‐1849年)は、70年という長い画業を通して、肉筆画、浮世絵版画、絵本など様々な分野で膨大な作品を残しました。幕末から明治初期に大量に海外に流出した彼の作品が、ヨーロッパの印象派絵画にも影響を与えたことは周知のとおりです。
国内外で広く研究されてきた北斎ですが、国内では1世紀にわたり、多方面の分野で研究が続けられました。
本展では、北斎の年代によって変化する画風と広範な作画活動を理解するために、狂歌絵本、読本挿絵、絵手本、肉筆画などの著名な作品が掲載された資料や錦絵などを展示します。
また、パリ万博を通して浮世絵を海外で紹介した林忠正(1853年‐1906年)と、日本美術をフランスで伝えたエドモン・ド・ゴンクール(Edmond de Goncourt 1822年 - 1896年)やサミュエル・ビング(Samuel Siegfried Bing 1838年‐1905年)の著作や関連図書も紹介します。なかでも「冨嶽三十六景」に影響を受けて制作されたと言われている、版画家アンリ・リヴィエール(Henri Rivière 1864年‐1951年)の画集『エッフェル塔三十六景』 ( 『Les Trente-six vues de la Tour Eiffel』 )にご注目ください。
展示にあたり、多くの貴重な資料を寄贈していただいたすみだ北斎美術館の皆様に、心より御礼申し上げます。
■展示場所
図書館・情報センター 2階西エリア
■展示期間
2025年1月30日(木曜日)から 2月19日(水曜日)まで [予定]
■錦絵の展示
〇1月30日(木曜日)から2月10日(月曜日)まで
「冨嶽三十六景」より「江都駿河町三井見世略図」「御厩川岸より両国橋夕陽見」「本所立川」
〇2月11日(火曜日)から2月19日(水曜日)まで
「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿彌陀ヶ瀧」
「千絵の海 五島鯨突」
「諸国名橋奇覧 三河の八ツ橋の古図」
葛飾北斎(1760年‐1849年)は、70年という長い画業を通して、肉筆画、浮世絵版画、絵本など様々な分野で膨大な作品を残しました。幕末から明治初期に大量に海外に流出した彼の作品が、ヨーロッパの印象派絵画にも影響を与えたことは周知のとおりです。
国内外で広く研究されてきた北斎ですが、国内では1世紀にわたり、多方面の分野で研究が続けられました。
本展では、北斎の年代によって変化する画風と広範な作画活動を理解するために、狂歌絵本、読本挿絵、絵手本、肉筆画などの著名な作品が掲載された資料や錦絵などを展示します。
また、パリ万博を通して浮世絵を海外で紹介した林忠正(1853年‐1906年)と、日本美術をフランスで伝えたエドモン・ド・ゴンクール(Edmond de Goncourt 1822年 - 1896年)やサミュエル・ビング(Samuel Siegfried Bing 1838年‐1905年)の著作や関連図書も紹介します。なかでも「冨嶽三十六景」に影響を受けて制作されたと言われている、版画家アンリ・リヴィエール(Henri Rivière 1864年‐1951年)の画集『エッフェル塔三十六景』 ( 『Les Trente-six vues de la Tour Eiffel』 )にご注目ください。
展示にあたり、多くの貴重な資料を寄贈していただいたすみだ北斎美術館の皆様に、心より御礼申し上げます。
■展示場所
図書館・情報センター 2階西エリア
■展示期間
2025年1月30日(木曜日)から 2月19日(水曜日)まで [予定]
■錦絵の展示
〇1月30日(木曜日)から2月10日(月曜日)まで
「冨嶽三十六景」より「江都駿河町三井見世略図」「御厩川岸より両国橋夕陽見」「本所立川」
〇2月11日(火曜日)から2月19日(水曜日)まで
「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿彌陀ヶ瀧」
「千絵の海 五島鯨突」
「諸国名橋奇覧 三河の八ツ橋の古図」
発行部署:図書館・情報センター