イベント

「サロメ」

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2023.6.19

第7回静岡国際オペラコンクール(平成26年開催)で三浦環特別賞に輝いた、小堀勇介さんが、「サロメ」にユダヤ人1で出演します。

R.シュトラウス「サロメ」

神奈川フィルハーモニー管弦楽団での上演

日時 2023年6月24日(土曜日)開演17:00
会場 横浜みなとみらいホール(横浜市中区)
詳細 神奈川フィルハーモニー管弦楽団ウェブサイト(詳細ページ)
https://www.kanaphil.or.jp/concert/2515/

京都市交響楽団での上演

日時 2023年7月15日(土曜日)開演14:30
会場 京都コンサートホール(京都市左京区)
詳細 京都市交響楽団ウェブサイト(詳細ページ)
https://www.kyoto-symphony.jp/concert/detail.php?id=1175&y=2023&m=7

九州交響楽団での上演

日時 2023年7月27日(木曜日)開演19:00
会場 アクロス福岡シンフォニーホール(福岡市中央区)
詳細 九州交響楽団ウェブサイト(詳細ページ)
http://kyukyo.or.jp/cms/14537
小堀さんと「サロメ」。あまりピンと来ないかもしれません。「サロメ」はリヒャルト・シュトラウスが作曲した、1時間45分あまりの凝縮した強烈なオペラです。
「サロメ」はイェルサレムのユダヤ王ヘロデの宮殿で繰り広げられる劇ですが、主要人物以外は、名前がありません。ユダヤ人、カッパドキア人、ナザレ人、兵士、奴隷などが歌う登場人物で、それ以外にエジプト人、ローマ人などが宮殿内にいることが語られます。
そのうちのユダヤ人は5人登場し、テノール4人バス1人です。ヘロデ王が捕えている預言者ヨカナーンを引き渡してほしいと、ヘロデ王に訴え大激論を戦わせます。歌う部分は多くないのですが、5人のユダヤ人の掛け合いが難しく、よく指揮者のコンクールで、この部分が課題曲に出されることがあります。
小堀さんは、今回並々ならぬ熱量をもってこの公演に臨むと言います。というのも、ヘロデ王を歌う福井敬さんは、小堀さんの恩師に当たるテノール。師弟共演は嬉しいところでしょう。
今回は沼尻竜典さんのプロデュースにより、全国三都市でセミステージ形式にて上演されます。後味の良いオペラとは言えませんが、お近くの方もそうでない方も、この強烈なオペラに身を投じてはいかがでしょうか。沼は深いです。
小堀勇介さん
小堀勇介さん