授業・試験・成績

授業

セメスター

1年間を前期と後期の2つの学期(=セメスター)に分け、それぞれ15週で授業が開講されます。

  • 前期…4月から9月
  • 後期…10月から翌年3月

授業は開講される時期によって次のように分類されます。

  • 前期科目: 前期期間中に週に1コマ以上開講される科目
  • 後期科目: 後期期間中に週に1コマ以上開講される科目
  • 通年科目: 1年間の継続開講科目
  • 集中講義科目: 時期的に集中開講される科目 (前期、後期それぞれ開講されます。)

授業時間

第1時限 第2時限 第3時限 第4時限 第5時限 第6時限
午前9時から
午前10時30分
午前10時40分から
午後0時10分
午後1時から
午後2時30分
午後2時40分から
午後4時10分
午後4時20分から
午後5時50分
午後6時から
午後7時30分

休講

大学または教員のやむを得ない事情により、授業を休講することがあります。その場合はSUACポータル・掲示によりお知らせします。
また、授業開始後30分以上経過しても授業が開始されない場合は、自然休講とします。
休講があったときは、必要に応じて、これを補うために代替措置を実施することがあります。
代替措置については、科目担当教員の指示に従ってください。
なお、気象情報等に伴う休講については、以下のページを参照してください。

欠席

授業を欠席する場合は、各自、当該授業担当教員に事前または事後に、理由等を連絡してください。
なお、病気その他やむを得ない理由により、引き続き1週間を超える期間授業を欠席する場合は、教務・学生室に申し出てください。
また、就職活動により授業を欠席する場合は、キャリア支援室に申し出てください。

出席停止

インフルエンザ、麻しん、水痘等の学校保健安全法に定められた感染症にかかった場合は周囲の学生への感染を防止するため出席停止とします。
これらの感染症にかかった場合は、教務・学生室へ必ず申し出てください。

履修登録

履修登録は、自分が履修しようとする科目を届け出る手続きであり、この手続きを正しく行わなければ、たとえ授業を受けても単位の修得はできません。
履修登録のミスは、単位を修得できないこと、ひいては卒業・修了できないことにもつながります。履修登録に関して疑問点や不明な点があれば、自分で判断せず、 必ず教務・学生室または教員に相談してください。
履修登録の方法については、「履修の手引き」や「WEB履修登録マニュアル」を参照してください。

他学部・他学科・他研究科の授業科目の履修

学部

許可を受ければ、他学部や他学科の授業科目を履修することができます。
また、その授業科目で修得した単位は、卒業要件単位として算入することができます。
履修登録の方法、手続き及び卒業要件単位として算入できる上限単位数については、「履修の手引き」を参照してください。

大学院

大学院でも、許可を受ければ他研究科の授業科目を履修することができます。その単位は、それぞれの研究科が定めるところにより、4単位まで修了要件単位として算入できます。

試験

定期試験

定期試験は基本的に各学期の16週目の「試験期間」内で行われます。
ただし、科目によっては、レポート課題等が定期試験に代わる科目や学期中に何回かの試験やレポート課題を課して総合的に評価する科目もあります。評価方法についてはシラバスで確認してください。

追試験

次の理由で定期試験を受けられなかった学生は、認められた場合に限り、追試験を受けることができます。追試験を希望する場合は、定期試験の当該科目試験終了の日から 1週間以内(例:試験が月曜日の場合は翌週の月曜日まで)に、所定の書式によって教務・学生室へ届け出てください。
 
  • 病気(医師の診断書が必要)
  • 忌引(1、2親等に限り、死亡の日から一週間以内)
  • 資格課程科目に係る実習に関する事由(大学院では該当しません)
  • 就職に関する事由(具体的に事情の具申(キャリア支援室が発行する「就職活動確認書」)があるもの)
  • 裁判員として選任されたことによる事由(裁判所からの呼出状が必要)
  • その他やむを得ない事由(交通事故、交通事情など不可抗力によるもの)

再試験

原則として再試験は行いません。

定期試験受験上の注意

定期試験の時間割は通常の授業の時間割どおりです。ただし、授業科目によっては90分に満たない試験時間で行われるものや、試験会場が通常の教室と異なるものがあります。 定期試験に関する指示事項等は、試験期間の前にSUACポータルからお知らせします。

【受験上の注意】

  1. 試験を受験する際、机上に学生証を呈示すること。
    学生証不携帯の場合は、試験開始前に教務・学生室で「仮受験票」の発行を受け、試験終了後、試験監督者に提出すること。 また、試験開始後に学生証不携帯に気付いた場合は、その旨を試験監督者に申し出、試験終了後速やかに教務・学生室で「仮受験票」の発行を受け、試験監督者に提出すること。 なおいずれの場合も、「仮受験票」の提出がないと欠席扱いとなるので注意すること。
  2. 試験開始から20分経過後の入室は、原則として認めない。
  3. 試験開始から30分経過するまでは、原則として退出を認めない。
  4. その他、試験中はすべて試験監督者の指示に従うこと。

不正行為

試験において不正行為を行った者には、その試験期間内のすべての科目の単位を与えないほか、大学学則及び大学院学則に基づき、懲戒処分(退学・停学・訓告)の対象となります。

再履修

単位を修得できなかった授業科目は、再び履修することができます。

成績

成績評価

成績は、下表のとおり表し、総合評価点60点以上で単位が与えられます。
ただし、その他特別の必要があるときは、その他の評語をもって合格を表すことがあります。
また、他大学等における修得単位、あるいは大学以外の教育施設等における学修については、「認定」として表します。成績評価は次の基準により行われます。

学部生

評価 総合評価点
100から90
89から80
79から70
69から60
不可 59以下
 

大学院生

評価 総合評価点
100から80
79から70
69から60
不可 59以下

GPA制度

GPAとはGrade Point Averageの略で、授業科目ごとの成績評価に対してGP(グレードポイント)を付し、単位当たりの平均値を出す制度です。学生の学修状況の指標となるもので、海外に留学する場合や大学院等を受験する場合に記入を求められる場合があります。また、成績証明書にも記載されます。
本学においても多数の応募者から選考を行う場合に、このGPAの数値を基準とすることがあります。本学では、評価、評価の基準、及びGPを次のとおり定めています。

評価 総合評価点 GP
100から90 4.0
89から80 3.0
79から70 2.0
69から60 1.0
不可 59以下 0

なお、次の3科目は、GPの対象外となります。

  1. 「文化芸術体験演習」のように、「合」または「否」で評価される科目
  2. 海外交流協定締結大学等での単位修得により、「認定」と評価されたもの
  3. 履修取消制度により、履修を取り消した科目

【GPAの算出式】

GPA=(履修登録した各授業科目の単位数×GP)の総和/履修登録した各授業科目の単位数の総和

CAP制度

1単位は、教員が教室等で授業を行う時間に加え、学生が予習や復習など教室外において学修する時間の合計で、標準45時間の学修を要する教育内容をもって構成されています。
CAP制度とは、予習復習の時間を確保する観点から、前期・後期の各期で履修登録できる上限単位数を定める制度です。 本学においては、各期の上限単位数を22単位としています。なお、次の科目の単位数は上限に含まれません。

  • 全学科目-導入教育「文化芸術体験演習」
  • 全学科目-実践演習「企画立案演習A・B」、「地域連携演習A・B」、「自主課題演習A・B」
  • 全学科目-スポーツ活動「スポーツ活動A・B」
  • 全学科目-総合「特別共同授業」
  • 資格自由科目
  • 「外部検定A・B」、「短期語学留学A・B」、「集中語学研修A・B」
  • 前期集中講義期間及び後期集中講義期間に開講される科目
  • 静岡大学情報学部との単位互換制度を利用して履修する科目
また、22単位を超えて履修登録を希望する学生は、「履修上限単位数超過履修登録希望願」にその理由を記入し、学科の了解及び所属学部長の許可を得られれば、22単位を超えて科目を登録することが可能です。

成績通知

成績の結果については、原則として前期は9月末、後期は3月末に成績通知書を教務・学生室から学生本人に渡すとともに、保護者宛に郵送します。
成績通知書には「不可」・「合」・「否」・「認定」を含む全ての評価及び総合評価点が表示されます。

(参考)証明書自動発行機などで発行される成績証明書には、「不可」・「否」及び総合評価点は表示されません。