在学生・卒業生の声Voices
自分のルーツを力に変えて、
多文化共生の未来をひらく。
LA ADITYA RAHMAT PANDEWA さん
国際文化学科 3年

私は多文化共生について学びたいという思いから、SUACの国際文化学科に進学しました。外国人住民が多い浜松市に大学があり、学びを現場に近い距離で深められる点に魅力を感じたからです。実際に浜松に来て、日常の中でさまざまな国や地域にルーツを持つ人とすれ違う風景に出会い、「ここなら、多文化共生を机上の言葉で終わらせずに学べる」と実感しました。
1年次は、言語と文化を幅広く学びました。英語に加え、趣味のK-POPや韓国ドラマをきっかけに韓国語も学び、ことばを通して文化の見え方が変わっていく面白さを感じました。文化の授業ではフランスやイタリアなどの歴史・文化に触れ、高校時代に世界史が好きだった自分の関心ともつながりました。「国や地域が違っても、背景を知ると世界はつながって見える」。その感覚が、学びの軸として少しずつ形になっていきました。
2年次には、多文化共生への関心がさらに強まり、佐伯先生の授業や活動に参加しました。私自身、インドネシアにルーツがあり、小学3年生の時に日本へ来た経験があります。言語や文化の違いに戸惑い、心ない言葉に傷ついたこともありました。ただ、その経験は「同じように壁にぶつかる人が、安心して暮らし、学び、働ける環境をつくりたい」という思いにつながっています。だからこそ、共生を“理想論”ではなく、制度や地域の仕組みとして考えたいと思うようになりました。
3年次からは佐伯ゼミで、多文化共生と国際労働力移動論を専門的に学んでいます。外国人労働者が家族を伴って暮らすことが増える中で、支援の対象は「働く本人」だけではありません。子どもの教育、家庭の生活基盤、地域の受け入れ、学校と地域の連携など、複数の課題が同時に存在します。私は、こうした課題を分断して捉えるのではなく、企業・行政・学校・地域の接点から整理し、より良い条件で人と組織がつながるあり方を考えています。
1年次は、言語と文化を幅広く学びました。英語に加え、趣味のK-POPや韓国ドラマをきっかけに韓国語も学び、ことばを通して文化の見え方が変わっていく面白さを感じました。文化の授業ではフランスやイタリアなどの歴史・文化に触れ、高校時代に世界史が好きだった自分の関心ともつながりました。「国や地域が違っても、背景を知ると世界はつながって見える」。その感覚が、学びの軸として少しずつ形になっていきました。
2年次には、多文化共生への関心がさらに強まり、佐伯先生の授業や活動に参加しました。私自身、インドネシアにルーツがあり、小学3年生の時に日本へ来た経験があります。言語や文化の違いに戸惑い、心ない言葉に傷ついたこともありました。ただ、その経験は「同じように壁にぶつかる人が、安心して暮らし、学び、働ける環境をつくりたい」という思いにつながっています。だからこそ、共生を“理想論”ではなく、制度や地域の仕組みとして考えたいと思うようになりました。
3年次からは佐伯ゼミで、多文化共生と国際労働力移動論を専門的に学んでいます。外国人労働者が家族を伴って暮らすことが増える中で、支援の対象は「働く本人」だけではありません。子どもの教育、家庭の生活基盤、地域の受け入れ、学校と地域の連携など、複数の課題が同時に存在します。私は、こうした課題を分断して捉えるのではなく、企業・行政・学校・地域の接点から整理し、より良い条件で人と組織がつながるあり方を考えています。

印象的だったのは、静岡県庁から依頼を受けた「静岡県多文化共生月間」の公式ポスター制作です。ゼミ生がコンセプトを考え、デザイン分野の学生や関係者とも協力しながら完成まで議論を重ねました。私自身はリーダーとして、誰かの意見を押し付けるのではなく、できる限り全員が納得できる形を目指して進行しました。テーマは「鍵と扉」。それぞれが持つ“鍵”で1つの扉を開き、新しいインターカルチュラルな社会へ踏み出していく――静岡県が掲げる理念を、私たちなりの表現として形にしました。さらに県主催のシンポジウムで発表する機会も得て、学びが社会に届く手応えを感じています。

進路は、外国人材活用に積極的な企業への就職か、大学院進学かで迷っています。ただ、軸は明確です。自分のルーツを大切にし、経験を社会に還元すること。多様な人が自分らしく活躍できる社会をつくること。そのために、SUACで得られるチャンスを主体的につかみ、学びを現場につなげていきたいと思います。SUACは、主体的に動けば、学びを社会へ開いていける大学です。国際関係や多文化共生、言語や文化に関心がある人にとって、ここは「やりたい」を現実にできる場所だと思います。
内容は取材時(2025年12月)のものです。
