教育・研究

2023年02月20日

デザイン学部・高山ゼミの学生がイズミル経済大学(トルコ)と共同で課題に取り組みました

2022年度後期に開講したデザイン学部専門科目「総合演習Ⅰ」の高山ゼミでは、イズミル経済大学(トルコ)デザイン学部と共同で課題を進めました。

共同したのはイズミル経済大学デザイン学部インダストリアルデザインコースの「FFD300 Design Competition ProjectⅠ」(担当:Raul Pint先生)を受講する3、4年次の学生8名で、本学高山ゼミに所属する3年次の学生5名と「Cherry Blossom Breakfast Pack in Turkey」というテーマに取り組みました。「世界一」と言われるトルコの朝ごはんを、日本のお花見のように食べてもらうためのパッケージデザイン提案です。
共同授業に取り組むオンライン会議の画面
共同授業に取り組むオンライン会議の画面
アイデアについてモックやスケッチを使った情報交換会

授業では、遠隔ビデオチャットを使って日本の花見文化やトルコの朝食文化について、それぞれの教員から講義を行ったり、トルコの学生が実際に朝食を作って食べる様子をリアルタイムで実況してくれたりしながら理解を深め、チャットツールで随時意見や情報交換をしながら進めました。

12月には、アイデアについてモックやスケッチを使った情報交換会を行い、両学の担当教員が一人一人の学生に対して今後の展開に向けてのアドバイスをしました。本プロジェクトでは2023年春までに各々がアイデアをまとめ、トルコの学生パッケージデザインコンペティションに応募する予定です。
本プロジェクトでは、授業スケジュールや時差に加え、英語でのコミュニケーション等の様々な課題がありましたが、これまでに積み重ねてきた両学共同プロジェクトのICT利用に関する知見のおかげで、SNSや遠隔会議ツールが効果的に機能しています。また、本プロジェクトには本学からイズミル経済大学に留学中の荒川友紀さん(デザイン学部4年、高山ゼミ所属)も参加し、イズミル経済大学と本学学生の橋渡しをしてくれました。

発行部署:企画室