教育・研究

2024年02月14日

浜名湖花博2024(フラワーパーク会場)のチケットデザイン制作を行いました

本学では、学外機関からの依頼を受けて制作、調査等を行う受託事業を行っています。
その一環として、公益財団法人浜松市花みどり振興財団様より依頼を受け、デザイン学部の高山靖子教授と学生5名が2024年3月23日から6月16日まで開催される浜名湖花博2024(フラワーパーク会場)のチケットデザイン制作と写真映えスポットアイデア提案を行いました。
チケットデザイン制作に当たり、まずは現地調査を行いました。はままつフラワーパークに足を運び、四季折々の花々やその景色を観察するとともに、来場者を注意深く観察し、発想を広げました。
現地調査や考察をもとに、来場者の行動プロセス、新規開拓の可能性、チケットやチケットにより高められる価値等についてディスカッションを行いました。
このようなプロセスやチケットデザインの市場調査等を経て、5案のチケットデザインが提案されました。
それぞれの案について、学生がプレゼンテーションを行い、選考の結果、ふらまるの顔の下半分が花々で描かれ、口元にあてると「ふらまるになれる」、思わず写真に撮りたくなる案が採用されました。
(注)ふらまる:はままつフラワーパークのマスコットキャラクター
チケットを顔にあてて写真を撮っている様子の画像
チケットを顔にあてて写真を撮っている様子
現地調査の様子の画像
はままつフラワーパークにて

高山靖子教授のコメント

「電子チケットとは異なる、手に取った時に感じるワクワクする紙のチケットの良さを大切にしたい」という依頼は、プロダクトデザインを学ぶ学生に是非とも考えてもらいたいテーマであり、今回、お引き受けしました。
チケットを手に取り、顔のどの辺りにあてるかをワイワイ言いながら、トリック写真を撮っている様子を想像すると、依頼に対して十分に応えられたのではないかと考えております。

受託事業概要
「浜名湖花博2024」フラワーパーク会場関連業務

【委託者】公益財団法人浜松市花みどり振興財団
【指導教員】高山靖子教授(大学院デザイン研究科、デザイン学科)
【参加学生】デザイン研究科1年生1名、デザイン学部4年生2名、3年生2名

発行部署:地域連携室