教育・研究

2025年05月29日

「インテリアデザイン論」にて香りを使った空間づくりについてのゲスト講義が行われました

デザイン学科専門科目「インテリアデザイン論」(担当:植田道則教授)にて、株式会社ベルデザイン代表取締役の白本鐘一郎さんをお招きし、香りによる空間づくりについて学ぶ特別講義が行われました。
ベルデザイン・白本さん

オフィスや商業施設等、様々な空間をアロマによってデザインする事業を展開する株式会社ベルデザイン。代表の白本さんからは、視覚情報への依存が強まる昨今、記憶や感情に直接訴求する「嗅覚」への情報の重要性が増していることが説明され、香りによる空間デザインの効果について、実例を交えながら紹介されました。

アロマを利用したマーケティングや空間価値の向上といった、多彩な空間デザインの実例が示され、学生たちは、デザインの一つとしての香りの役割について学びを深めました。
講義の様子(スライドを使用して説明をする白木さん)
精油の香りを嗅ぐ学生
講義の後半には、オリジナルブレンドのアロマスプレーづくりを実施。パーソナル診断から一人ひとりに合った香りの天然精油を選択した後、自分らしさを表現する香りとなるように配合を考えながら、オリジナルのアロマスプレーを完成させました。
ワークショップの様子(シートに記入をする学生)
自分が作ったスプレーの香りを確かめる学生
学生からは、「今回の講義を受けて、香りの持つ意味や香りが人間の内面の感情に作用することについて深く考えることができました。自分に似合う香りをブレンドするワークショップはとても楽しかったです。」との感想がありました。
ワークショップで使用した16種類のアロマオイル

発行部署:企画室