教育・研究
2026年08月06日
【教育・研究】学生提案が実際の分譲住宅に― 地域連携演習「戸建て住宅デザインプロジェクト」最終プレゼンテーションが実施されました

本学では、地域の特質や課題を理解する地域密着型の実践的な授業「地域連携演習」を開講しており、学生たちが地域の企業や自治体と連携した様々なプログラムに取り組んでいます。
地域連携演習のプログラムの一つである「戸建て住宅デザインプロジェクト」(担当教員:デザイン学科 中野民雄教授、松本里穂特任助手)では、遠州鉄道株式会社と連携し、新築戸建て分譲住宅の設計・デザイン提案に取り組んでいます。本プロジェクトは、昨年度実施された「住宅リノベーションプロジェクト」に続く産学連携の取り組みで、今年度は湖西市新居町にある遠州鉄道の分譲地を対象として実施されました。採択された住宅案は、遠州鉄道が設計・施工を行い、実際の分譲住宅として建設・販売される予定です。
8月4日には、遠州鉄道株式会社の皆様や湖西市長の田内浩之様をお招きし、受講学生22名による最終プレゼンテーションが行われました。学生たちは4チームに分かれ、対象エリア11区画の街区コンセプトと、新築戸建て住宅の提案を発表しました。
「趣味を楽しむ家」では、家族や友人との交流を促す大空間のLDKや、用途に応じて使い分けられる複数の居場所を計画。「アクティブ・リトリートの家」では、活動的な時間を過ごす空間と心身を休める空間を分けることで、共働き世帯の豊かな暮らしを提案しました。また、「拓く、開く、ひらく」ではガレージを住まいの中心に据え、趣味や創作活動、地域交流の拠点となる住宅を構想。「新居(しんきょ)は新居(あらい)で ~地域とつながり家族を包む住まい~」では、土間空間を通じて地域コミュニティとのつながりを生み出す住環境を提案しました。




講評では、遠州鉄道不動産事業本部長の野村和徳様から「学生ならではの柔軟な発想や着眼点が盛り込まれていた。新居町という地域の特性を深く読み込み、住む人の暮らしを具体的にイメージした提案が多かった。」との評価を頂きました。また、「実務ではなかなか発想できない斬新なアイデアから多くの気づきを得られた」とのコメントもありました。


学生のアイデアが実際の住宅として形になり、新たな地域の魅力創出につながることが期待されています。

発行部署:企画室
