学生・卒業生の活躍

2023年09月26日

デザイン学部卒業生・藤田結花さんの作品が「第86回新制作展」新作家賞を受賞しました

公募展「第86回新制作展」(主催:新制作協会)において、デザイン学部の卒業生、藤田結花さんの作品が新作家賞を受賞しました。

受賞作品は、藤田さんが2022年度卒業制作作品として制作したもの。「新制作展」には絵画・彫刻・スペースデザインの三部門があり、今回藤田さんが受賞したのは彫刻部門です。優秀作品には協会賞、新作家賞が贈られ、それぞれの部門の入選作品が「新制作展」として国立新美術館で展示されます。

受賞作品

藤田結花さん受賞作品「対、見つめる」
作品名

対、見つめる

材質:鉄(コールテン鋼)、銅、ガラス
技法:ガス溶接、鍛金
サイズ:W500×D1300×H1000ミリメートル

作品のコンセプトは「内界の吐露」です。
ガス溶接のみで鉄を少しずつ溶かし積層させる技法を用いています。

藤田結花さんからのコメント

この度は卒業制作作品が、新制作展 彫刻部 新作家賞を受賞したこと、驚きと喜びでいっぱいです。
大変なことが重なった中、長い時間をかけて制作した思い出深い作品が、ひとつ認めていただけたのだと、大変嬉しく思います。ご指導いただいた先生や助手の皆様には、心より感謝申し上げます。
今回の受賞で、この先も作品制作を続けていきたいという思いが強くなりました。より魅力的な作品が作れるよう、精進して参ります。

「第86回新制作展」概要

第86回新制作展ポスター画像

絵画・彫刻・スペースデザインの3部門・200余名の会員作品と、藤田さんの作品をはじめとする全国から応募のあった中から選抜された、優秀作品受賞作品が展示されています。

【会期】2023年9月20日(水曜日)から10月2日(月曜日)
【会場】国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
【時間】午前10時から午後6時(最終日は午後2時まで、金曜日・土曜日は午後8時まで)
【休館日】 火曜日
【入場料)一般800円、学生・65歳以上無料

発行部署:企画室