在学生・卒業生の声Voices
チームで作り上げる面白さと大切さを
SUAC時代に知ることができた
宮崎 司 さんMIYAZAKI Tsukasa
デザイン学部 技術造形学科 2007年卒業株式会社ピーエーワークス クリエイション部 作画監督

共同作業の制作現場で活きるコミュニケーション力も身についた
作画監督として、原画マンが描いたアニメーショ ンのキーとなる絵をチェック・修正して、全体的な統一を図る仕事をしています。アニメーターに必要なのは、豊かな想像力や発想力。他社のアニメーションにも目を通すなど、感度を高め、発想の 幅を広げるようにしています。アニメ業界もデジ タルへの移行が進んでいますが、SUACで映像デザインやCADの授業で様々なソフトに触れた 経験が役に立っています。
的場先生には、アニメ監督と話す機会をいただくなど、出会いの場を広げていただきました。他学部との交流も新鮮で、 違う世界観に触れながら、コミュニケーション力も養えたと思います。
アニメーション制作は共同作業なので、自分が担当した素材を次の人にどう伝えるかがとても大切です。それはデジタル化が進み、個人での作品作りが容易な環境になっても変わらないことであり、このようなことを伝えていくのも自分の役割。育成の場で若いアニメーター達に教えていきたいと思っています。
内容は取材時(2021年2月)のものです。