在学生・卒業生の声Voices

「命と健康を守る」病院を支える仕事に
誇りと使命を感じて

清水 久美 さんSHIMIZU Hisami
文化政策部 芸術文化学科 2016年卒業
日本赤十字社 静岡赤十字病院 事務部
清水久美さんの写真

地域に求められる病院の在り方をアートマネジメントの視点から探る

入社1年目から、病院の事務部門で診察報酬請求という病院の収入面に関わる業務を主に行っています。就職活動を始めた頃は、公務系の職種を主体に考えていましたが、ゼミの松本先生から助言をいただき、日本赤十字社について調べてみると、災害救護事業、医療事業、講習普及事業など、業務は多岐にわたることがわかりました。地域に住む人たちの命や健康を守る仕事に関わることができる、という思いから、この道に進むことを決めました。学生時代に学んだアートマネジメントの、営利を目的とせずミッションを果たし運営を続けていく非営利組織の考え方は、病院という公共的な機関にも適用できるのでは、と感じ始めている今日この頃。”地域の人々のために働きたい”という当初からの思いを仕事の軸に、様々な経験を積みながら、診療情報管理士の資格取得に向けて勉強中。将来的には病院のマネジメントに携わりたいと考えています。
内容は取材時(2021年2月)のものです。