在学生・卒業生の声Voices
建築だけでなく、人が集まり、使い、楽しむ
様々なスケールの「場」をつくる面白さ
中村 祐太郎 さんNAKAMURA Yuutarou
デザイン学部 空間造形学科 2018年卒業有限会社永山祐子建築設計

「面白い」と感じた様々な経験の中から自分のやりたいことが見えてくる
建築設計に加え、イベント会場やプロダクトも手掛けるアトリエ系の設計事務所に入って3年。ドバイ国際博覧会日本館の設計や、ビルの共有部の改修設計、照明器具の制作など、様々なスケールで「場」を作る仕事に携わっています。SUACを志望した理由は、建築だけでなく幅広くデザインを学べるから。最初は興味がなかった鉄工や木工も、手を動かして考えることが面白く、溶接の難しさや木目の活かし方など、経験から得たものは多いです。学生時代、大学にある工房や演習室で、目指すものが違う仲間と過ごした日々は、自分の糧となっています。浜松の街中を実践の場に、イベントや店舗の什器の制作などを経験し、実際に人に使ってもらう面白さを知ることができました。卒業制作・研究をご指導くださった亀井先生は、いつも身近な距離感でサポートしてくださいました。学生時代に得た多くの経験を仕事へと活かしていきたいです。内容は取材時(2021年2月)のものです。