在学生・卒業生の声Voices

アートと社会をつなぐ
分野を超えた連携を目指す 

立石 沙織 さんTATEISHI Saori
文化政策学部芸術文化学科 2007年度卒業
公益財団法人静岡県文化財団 アーツカウンシル課
( アーツカウンシルしずおか プログラム・コーディネーター)
立石沙織さんの写真

大学卒業後、横浜市にあるアートNPOの職員として、アートによる まちづくりに7年ほど携わり、“アートが地域にできることは何か” を問い続けてきました。少し立場を変えて、制度を考えたり、支援する側で挑戦したいと思うようになり、地元静岡へ。今はアーツカウンシルしずおかでプログラム・コーディネーターとして働いています。役割は多岐にわたりますが、アートを活かした様々な活動を支援し、地域を元気にするのが私たちの仕事。例えば、限界集落にアー ティストが関わることで、社会的な課題解決のきっかけを生むように、アートを専門的な分野から広げて、社会の他の分野と結びつけることで、誰もが身近にアートを感じられる機会をつくっていきたいと思います。

学生時代にSUAC展に参画した経験は、学生の横のつながり、先生や社会との縦や斜めのつながりを感じる機会となり、その後の私の軸となりました。これから先、日本各地で創造的な活動を支えるマネジメント人材が求められる時代になるはずです。 SUACで学び、地域社会で活躍できる人になってください。

内容は取材時(2022年1月)のものです。