在学生・卒業生の声Voices
好きなことの学びを深め、
やりたいことを突き詰めた4年間
幼い頃からの想いがつながった
髙橋 悠花 さんTAKAHASHI Haruka
文化政策学部 芸術文化学科 4年
小学3年生の時、平賀源内記念館を訪れ、「過去」という世界を知ったことが新鮮な衝撃で、以来、歴史や文化を社会に伝える仕事がしたいと思うようになりました。大学のある浜松が、関東と関西の真ん中にありアクセスが良いことから、多種多様な展覧会へ足を運ぶことができ、深い学びにつながったと思います。もともと歌川広重の「名所江戸百景」を研究したかったので、自分なりの視点を加えるために、ゼミはあえて西洋美術史を専攻。東西文化交流をテーマとして、ジャポニズム史、浮世絵風景画史、写真史を横断しながら卒業論文を進めています。
幼い頃は、歴史や文化の“研究者”になりたかった私ですが、在学中、 数多くのミュージアムを訪れる中で知見が広がり、空間を使って歴史と文化を“発信”していきたいと考えるようになりました。内定先の会社は、歴史や文化を発信する「文化空間」や生まれ たての技術や文化を発信する「商業空間」の展示・装飾を手がける会社なので、長年温めてきた私の想いを最大限に活かすことができる、と今から楽しみです。学生の学年表記は取材時(2021年度)のものです。