在学生・卒業生の声Voices
モノの魅力を「伝える」
プレゼンテーションの力も自分の武器に
上田 晴己 さんUEDA Haruki
デザイン学部デザイン学科(プロダクト領域) 4年
SUACのデザイン学科は、入学時に一つの専門領域に絞らず、いろいろな分野に触れられるのが魅力です。私は広告デザインに興味があり、ビジュアル・サウンド領域を視野に入れていましたが、ウレタン素材を削ってドライヤーの模型をつくる授業で、ものづくりの楽しさに触れ、プロダクト領域に進みました。専門領域に分かれた後も、異なる領域の先生方との距離感は近いままなので、パッケージデザインや人間工学など、気軽に質問することができ、アイデアや発想を形にする力がついたと思います。
演習授業の成果発表など、本学科では制作した作品を人前で発表する機会が多々あります。自分の作品のコンセプトやアイデアをどう伝えるかは、ものづくりと同じくらい重要で、私は何よりもプレゼンテーションの見せ方にこだわってデザイン課題に取り組んできました。就職活動では、その経験を活かして、ものの見せ方や魅力の伝え方をアピール。卒業後は、商品をより良く魅せる広告用POP制作を主に手掛ける予定です。世界中の人に発信できるので、今から楽しみです。学生の学年表記は取材時(2022年度)のものです。