在学生・卒業生の声Voices

自分がデザインしたセット
描きたい世界観を仲間と創り上げる喜び

松浦 なつみ さんMATSUURA Natsumi
デザイン学部 空間造形学科 2016年卒業
株式会社日本テレビアート ドラマ・映画部 デザイナー
松浦なつみさんの写真
日本テレビが制作するドラマのセットをデザインする仕事をしています。台本を読み込み、脚本家や監督のイメージを尊重しながら、どんな部屋や内装にするか、コンセプトをもとにデザインを起こし、小道具や大道具など美術スタッフと相談しながら進めています。様々な役割の方々と仕事を進めるのは大変な面もありますが、みんなで一つのセットを創り上げるのは、楽しくてやりがいのある日々です。
元々テレビドラマが好きで、特に建物や内装に興味があり、建築やデザインが学べるSUACへ進学。建築の領域を中心に幅広く学びながら、インテリアコーディネーターの資格取得や、商店街活性化のプロジェクトへの参加など、やりたいことを自由にできる環境も魅力でした。職場には美大出身者も多いのですが、セットのデザインを提案する際など、SUACで身につけたプレゼンテーションスキルが強みになっています。
目標は一人前のチーフデザイナーになること。ドラマを盛り立てる世界観が描けるよう、街並みや日常の風景を観察して目を養い、知識を蓄積していきたいです。
内容は取材時(2023年11月)のものです。