イベントレポート
2025年08月19日
「イブニングレクチャー キボリノコンノ×大窪 愛」を開催しました
本学では、多彩な才能で活躍する卒業生をゲストに迎え、「イブニングレクチャー」を開催しています。
8月6日(水曜日)には、デザイン学部生産造形学科(現デザイン学科)を卒業し、木彫りアーティストとして多方面で活動するキボリノコンノさんと、文化政策学部国際文化学科を卒業後、NHK 静岡放送局キャスターを経て、現在はフリーアナウンサーとして活躍する大窪愛さんの二人をお迎えしました。前半はそれぞれの講演、後半は対談形式のトークセッションが行われました。
8月6日(水曜日)には、デザイン学部生産造形学科(現デザイン学科)を卒業し、木彫りアーティストとして多方面で活動するキボリノコンノさんと、文化政策学部国際文化学科を卒業後、NHK 静岡放送局キャスターを経て、現在はフリーアナウンサーとして活躍する大窪愛さんの二人をお迎えしました。前半はそれぞれの講演、後半は対談形式のトークセッションが行われました。

大窪 愛さん講演

大窪さんは、国語の教師を志して本学に入学。インターンシップを経て広告代理店に就職し、地域を盛り上げる番組の制作に携わっていましたが、「自分の言葉で伝えたい」「地元静岡の方々の役に立ちたい」という思いから、NHK静岡放送局のキャスターへと転身しました。
南海トラフ地震による静岡県内の被害想定に衝撃を受け、防災情報の発信の重要性を痛感。現在はフリーアナウンサーとして、自ら企画・取材・発信を行う「防災キャスター」としても活動しています。
講演では、「文芸大での幅広い学びや、これまでの経験が現在の活動に活きている」と語り、学生時代の挑戦が今の自分を形づくっていると強調しました。
南海トラフ地震による静岡県内の被害想定に衝撃を受け、防災情報の発信の重要性を痛感。現在はフリーアナウンサーとして、自ら企画・取材・発信を行う「防災キャスター」としても活動しています。
講演では、「文芸大での幅広い学びや、これまでの経験が現在の活動に活きている」と語り、学生時代の挑戦が今の自分を形づくっていると強調しました。
キボリノコンノさん講演

大学ではプロダクトデザインを学び、卒業後は家具メーカー勤務を経て、浜松市役所へ転職。公務員として防災講座など、さまざまな世代との交流を通じた地域活動に携わる一方、コロナ禍で趣味の卓球ができなくなり、精神的に苦しい時期を経験しました。
そんな中、大学同期の勧めで木彫りに取り組み始め、初めて制作した木彫りのコーヒー豆をSNSに投稿したところ話題に。以降、生卵や納豆などユニークな作品が多数のメディアに取り上げられ、2023年に木彫りアーティストとして独立しました。
「失敗を恐れずに、まずやってみること。うまくいかなければ修正すればいい。」という姿勢と、大学で培ったプレゼンテーション力・自己プロデュース力が現在の活動を支えていると語りました。
そんな中、大学同期の勧めで木彫りに取り組み始め、初めて制作した木彫りのコーヒー豆をSNSに投稿したところ話題に。以降、生卵や納豆などユニークな作品が多数のメディアに取り上げられ、2023年に木彫りアーティストとして独立しました。
「失敗を恐れずに、まずやってみること。うまくいかなければ修正すればいい。」という姿勢と、大学で培ったプレゼンテーション力・自己プロデュース力が現在の活動を支えていると語りました。
トークセッションと質疑応答
後半のトークセッションでは、二人が大学時代に夢中になったことや、仕事にかける情熱について語り合い、「文芸大で培った実践力や企画力が、社会に出てからも大きな力になっている」と、共通の思いを語りました。
質疑応答では、「相手を輝かせる質問のコツ」や「伝わるプレゼンテーションの工夫」など来場者からの質問に回答。「整った言葉よりも、伝えたい気持ちが大切。相手の目を見て、気持ちを込めて話すことが大事」というメッセージは、会場の共感を呼びました。
会場には、コンノさんの展覧会をきっかけに来場した小学生の親子連れなど、一般の方々の姿もあり、終始あたたかく和やかな雰囲気に包まれたイベントとなりました。
質疑応答では、「相手を輝かせる質問のコツ」や「伝わるプレゼンテーションの工夫」など来場者からの質問に回答。「整った言葉よりも、伝えたい気持ちが大切。相手の目を見て、気持ちを込めて話すことが大事」というメッセージは、会場の共感を呼びました。
会場には、コンノさんの展覧会をきっかけに来場した小学生の親子連れなど、一般の方々の姿もあり、終始あたたかく和やかな雰囲気に包まれたイベントとなりました。

講師プロフィール
キボリノコンノ
浜松市在住。本物そっくりなお菓子から透明な生卵まで、「あっと驚く」作品を生み出す木彫りアーティスト。2021年にコロナ禍で始めた趣味の木彫りがたちまちテレビやSNSで話題となり、2023 年に公務員を退職してプロのアーティストに。作品を用いた絵本の出版から、展覧会、講演会、木彫り教室講師など、全国各地で多方面にわたり活動中。
浜松市在住。本物そっくりなお菓子から透明な生卵まで、「あっと驚く」作品を生み出す木彫りアーティスト。2021年にコロナ禍で始めた趣味の木彫りがたちまちテレビやSNSで話題となり、2023 年に公務員を退職してプロのアーティストに。作品を用いた絵本の出版から、展覧会、講演会、木彫り教室講師など、全国各地で多方面にわたり活動中。
大窪 愛
浜松市出身、フリーアナウンサー。2013年から2025年1月までNHK 静岡放送局キャスターとして「たっぷり静岡」や「おはよう静岡」などのニュース番組を担当。番組の防災キャスターとしてコーナーの企画制作なども行う。
浜松市出身、フリーアナウンサー。2013年から2025年1月までNHK 静岡放送局キャスターとして「たっぷり静岡」や「おはよう静岡」などのニュース番組を担当。番組の防災キャスターとしてコーナーの企画制作なども行う。
開催概要
【開催日】2025年8月6日(水曜日)
【時間】午後6時から
【会場】静岡文化芸術大学
南176大講義室
【主催】静岡文化芸術大学 地域連携センター
【後援】浜松市
【時間】午後6時から
【会場】静岡文化芸術大学
南176大講義室
【主催】静岡文化芸術大学 地域連携センター
【後援】浜松市
発行部署:地域連携室