教育・研究
2025年04月15日
電動車いすシニアカー用品のデザインを提案しました
本学では、学外機関から依頼を受けて制作、調査を行う受託事業を行っています。
その一環として、サンショウ株式会社様から依頼を受けて、デザイン学部の宮地良治准教授と学生3名が「電動車いすシニアカーを利用する高齢者向けの用品提案」というテーマに対して、アイデアを考えて、コンセプト、デザインスケッチをパネルにまとめて提案しました。
まずは、シニアカーの実態や高齢者のニーズ、福祉関連製品の傾向をつかむため、調査や課題抽出を行いました。
実際には、販売店のご協力でスズキ社製のセニアカー、トヨタ社製のC+walkS、WHILLに試乗し、ハートフルクローバーの店舗、国際福祉機器展(東京ビックサイト、2024年10月8日~10日開催)に伺って、販売員の方からユーザーニーズや課題を聞き取りました。
その一環として、サンショウ株式会社様から依頼を受けて、デザイン学部の宮地良治准教授と学生3名が「電動車いすシニアカーを利用する高齢者向けの用品提案」というテーマに対して、アイデアを考えて、コンセプト、デザインスケッチをパネルにまとめて提案しました。
まずは、シニアカーの実態や高齢者のニーズ、福祉関連製品の傾向をつかむため、調査や課題抽出を行いました。
実際には、販売店のご協力でスズキ社製のセニアカー、トヨタ社製のC+walkS、WHILLに試乗し、ハートフルクローバーの店舗、国際福祉機器展(東京ビックサイト、2024年10月8日~10日開催)に伺って、販売員の方からユーザーニーズや課題を聞き取りました。



ディーラーでの試乗調査
続いて、調査等を通じて得られた気づきから「シニアカーのボディカバー」、「買い物に適したファッション性の高い買い物カゴ」、「シニアカー利用に適した折りたたみショッピングカート」等のアイデアを出し合って、デザイン制作を行いました。
最後に、サンショウ株式会社の社長をはじめとする役員、社員の方へのプレゼンテーションを行いました。
最後に、サンショウ株式会社の社長をはじめとする役員、社員の方へのプレゼンテーションを行いました。


最終提案


宮地准教授のコメント
学生にとっては、販売現場に足を運び、自ら試乗し、課題を聞き出す等、リアルな調査活動を学べるよい機会になりました。
このような自ら苦労して手に入れたインサイトからアイデアを導き出すデザインプロセスは、今後の課題演習にも活かせる有意義な活動になったと思います。
このような自ら苦労して手に入れたインサイトからアイデアを導き出すデザインプロセスは、今後の課題演習にも活かせる有意義な活動になったと思います。
受託研究概要
「社会福祉関連の自動車用品アイデア提案」
【委託者】 サンショウ株式会社
【指導教員】 宮地良治准教授(大学院デザイン研究科、デザイン学科)
【参加学生】 デザイン学部2年生3名
【指導教員】 宮地良治准教授(大学院デザイン研究科、デザイン学科)
【参加学生】 デザイン学部2年生3名
発行部署:地域連携室