教育・研究
2025年07月17日
地域連携演習「住宅リノベーションプロジェクト」にてゲストを迎えたプレゼンテーションが実施されました

本学では、地域の特質や課題を理解する地域密着型の実践的な授業「地域連携演習」を開講しており、学生たちが、地域の企業や施設と連携した様々なプログラムに取り組んでいます。
地域連携演習のプログラムの一つである「住宅リノベーションプロジェクト」(担当教員:デザイン学科・中川 晃准教授、同・中野民雄教授)では、遠州鉄道株式会社と連携し、賃貸物件のリノベーションデザインの提案を目標とした講義が行われています。


7月15日には、遠州鉄道株式会社の皆様を招き、講義を受講する学生による、リノベーション案のプレゼンテーションが行われました。
学生は4つのチームに分かれ、日本の市場調査や浜松の現状調査を行う中で得られた需要や課題をもとにした、物件のターゲットとなる顧客像の設定をそれぞれ決定し、設定に沿った様々なアイデアや工夫を盛り込んだリノベーション案を考案しました。
プレゼンテーションでは、子育て中の家族に寄り添った部屋、高齢者の生きがいをサポートする部屋、「推し活」需要に応える部屋、ロードサイクリストのための部屋などが学生から提案されました。


プレゼンテーションを受けた遠州鉄道株式会社の皆様からは、「学生ならではの自由な発想が斬新」「提案がペルソナ設定に合わせて一貫しており、ヒットする顧客がいると思う」といった講評がありました。

発行部署:企画室