教育・研究

2025年07月24日

地域連携演習「遠鉄ツアープロジェクト」にてゲストを迎えたプレゼンテーションが実施されました

プレゼンテーション参加者の集合写真

本学では、地域の特質や課題を理解する地域密着型の実践的な授業「地域連携演習」を開講しており、学生たちが、地域の企業や施設と連携した様々なプログラムに取り組んでいます。

地域連携演習のプログラムの一つである「遠鉄ツアープロジェクト」(担当教員:デザイン学科・中川 晃准教授、国際文化学科・宮崎千穂准教授)では、遠州鉄道株式会社と連携し、浜松への移住者向けバスツアーの企画・アテンドを目標とした講義が行われています。

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学生によるプレゼンテーションの様子の画像

7月16日には、遠州鉄道株式会社の皆様に加え、浜松市の担当者、浜松移住コーディネーターの方々を招き、講義を受講する学生が考案した、浜松への移住者向けバスツアー企画のプレゼンテーションが行われました。

学生は2つのチームに分かれ、まず、年々増加する浜松市への移住者について調査した結果をもとに、企画するバスツアーのターゲットとなる顧客像を設定。そのうえで、浜松市が持つ魅力やアピールポイントを踏まえつつ、顧客の需要に応える様々なアイデアや工夫を盛り込んだツアー企画を考案しました。

考案されたツアーは、主に小さな子供のいるファミリー層や20代~30代の若者を顧客像として設定されており、プレゼンテーションでは、豊かな自然や都市と共存する文化、世界にも誇る産業を体感できる観光スポットを巡りつつ、「暮らしやすいまち 浜松」をアピールするプログラムを組み込んだツアープランが、それぞれのチームの学生から説明されました。
学生によるプレゼンテーションの様子の画像
提案されたツアーについては、「浜松の魅力が良く取り入れられた、満足度の高いツアーになっている」「ペルソナ設定がよく掘り下げられ、移住を考えている参加者の印象に残るプランになっているのがよい」「開始時間や雨天時の対応についてもよく配慮されている」といった講評がありました。
プレゼンテーション参加者の集合写真
プレゼンテーションを行った学生は、本講義で受けたアドバイスをもとに、2025年12月上旬のツアー催行に向け、今後の講義にて準備を進めます。
 

発行部署:企画室