教育・研究
2026年07月16日
デザイン学科松田達准教授が日本建築学会教育賞(教育貢献)受賞を報告するため、石川県知事及び金沢市長を表敬訪問しました
デザイン学科の松田達准教授は、日本建築学会教育賞(教育貢献)の受賞を受け、6月8日(月曜日)に石川県庁を訪問して山野之義知事へ、続いて金沢市役所を訪問して村山卓市長へ、それぞれ受賞の報告を行いました。
今回受賞した「歴史的空間再編コンペティション」は、金沢市が主催し、長年にわたり学生が地域の歴史や文化、建築・都市空間について学びながら実践的な提案を行ってきた取り組みです。受賞報告は金沢市の公式行事として村山市長への表敬訪問が企画されました。また、山野知事は金沢市長在任中から本コンペティションの創成期を含め約10年間にわたりその歩みを見守られてきたことから、石川県知事への表敬訪問も実現しました。


当日は、金沢工業大学の宮下智裕教授、学生団体SNOUの学生2名も同席し、受賞の喜びを共有するとともに、コンペティションの教育的意義や建築、金沢のまちづくり、さらには能登半島地震からの復興における学生の活動などについて、活発な意見交換が行われました。
また、日本建築学会教育賞の記念メダルについても話題となりました。メダル表面には奈良・南法華寺(壺阪寺)に伝わる飛鳥時代の文様塼(もんようせん)に描かれた鳳凰が、裏面には古代ローマの建築家ウィトルウィウスの理想的人体図がデザインされています。この人体図は、フラ・ジョコンド編『建築十書』の初版本をもとに制作されており、その初版本が金沢工業大学の「工学の曙文庫」に所蔵されていることから、受賞と金沢との思いがけない縁についても紹介されました。


山野知事には、2024年に松田准教授が実施した学生ワークショップの成果をまとめた『いま、能登半島地震に対して学生は何を思い、考えるか?アーカイブ』を紹介し、学生による地域に根差した活動に高い関心を寄せていただきました。また、村山市長には著書『建築思想図鑑』に掲載されている金沢の建築文化に関する内容をご覧いただき、今後も金沢の建築文化を積極的に発信してほしいとの激励をいただきました。
なお、本賞の授賞式は5月29日に建築会館ホールで開催され、日本建築学会各賞の受賞理由および受賞者の紹介が行われる厳かな式典の中で、教育賞(教育貢献)の表彰が行われました。
発行部署:企画室


