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教育・研究

2026年08月21日

「インターフェイスデザインⅡ」にて浜松地域のスーパーマーケットを題材としたアプリサービスの提案を行いました

デザイン学科専門科目「インターフェイスデザインⅡ」(担当:デザイン学科 宮地良治准教授)では、生活に根ざしたデバイス機器のUIデザイン手法を身につけることを目指しています。日常生活におけるインターフェイスをよりわかりやすく使いやすくするために 、ユーザーの行動分析からアイ デア発想を行い、魅力的で親しみやすさの感じられるインターフェイスデザインを提案することを目標としています。

今回の授業では、地域密着型スーパーマーケット「遠鉄ストア」を題材としたアプリケーション提案発表会が行われました。学生たちは実際に店舗を訪問し、利用者や店舗関係者へのインタビュー、現地調査などを通して課題や魅力を分析し、それぞれの視点から新たなサービスを提案しました。

提案の中で、あるチームは、遠鉄ストアを身近に感じてもらうことを目的に、「ありがとう」をテーマとしたギフト選び支援アプリを提案しました。豊富な品揃えという遠鉄ストアの強みを生かし、贈りたい相手や伝えたい気持ちに応じておすすめ商品を提案する仕組みです。若者が普段利用しないスーパーを訪れるきっかけづくりを目指しました。

プレゼンをする学生たちの画像

また、忙しい子育て世代を対象にしたチームは、献立提案やAIによる購買履歴分析、事前購入機能などを組み合わせたアプリを提案しました。買い物や献立作成にかかる時間を減らし、効率的な生活をサポートする内容となっています。

プレゼンをする学生たちの画像

高齢者を対象とした提案も数多く見られました。店舗内での商品案内や店員とのコミュニケーションを支援するアプリ、買い物メモや商品位置検索機能を備えたアプリなど、デジタル技術を活用しながらも、人と人とのつながりを重視する遠鉄ストアらしいサービスが提案されました。

さらに、地域農家と店舗、消費者を結ぶコミュニケーションアプリや、地域産品の魅力を伝える提案も発表されました。地元農家との連携強化や情報発信を通じて、遠鉄ストアが持つ地域密着の価値をさらに高める可能性が示されました。

特に注目されたのは、買い物に出かけること自体が難しくなりつつある高齢者を支援する提案です。遠鉄グループのタクシー事業との連携を想定し、店舗への送迎と家族による見守り機能を組み合わせたアプリが提案されました。買い物を楽しみ続けたい高齢者の思いと、離れて暮らす家族の安心を両立するアイデアとして高い評価を受けました。

プレゼンをする学生たちの画像

発表後には遠鉄ストアの担当者から講評があり、「自分たちでは思いつかない新しい視点が多く、大変参考になった」とのコメントが寄せられました。学生たちにとっても、企業から直接フィードバックを受ける貴重な機会となり、デザインやサービス開発には利用者視点だけでなく、事業性や実現可能性も重要であることを学ぶ実践的な学びの場となりました。

遠鉄ストア担当者からの講評の様子の画像

発行部署:企画室