学生・卒業生の活躍

2022年04月20日

「LUCHTA CHALLENGE 2021」にデザイン研究科 李根さんの作品が特別賞を受賞しました

本学、デザイン研究科1年の李根さんの作品が、建築学生情報サイトLuchta主催によるインテリアデザインコンペ「LHCHTA CHALLENGE 2021」(審査員 建築家小堀哲夫氏・田村匡將氏・ 本多健氏) にて特別賞を受賞しました。今回5回目の開催となる2021年は「人と人が”あう”空間」をテーマに、40歳以下の若手デザイナーや学生を対象とした飲食店舗デザインが募集されました。

受賞した李さんの作品は、店内に半円型のブースが並び、照明設備による誘導案内やブース内注文といった人との接触を減らしつつも、店内の客と画面のキャラクター越しに、10分間隔でランダムにチャット交流ができる出会いの気軽さと、ブース内の雰囲気(自然、SF、二次元など)を自由に選択できる快適さが特長です。この作品は李さんが昨年度、本学研究生のときに植田道則教授の指導のもと、制作が進められました。

受賞作品

INTERACTIVE COMMERCHIAL SPACE TO SHARE TIME
時間を共有するインタラクティブな商空間

受賞のコメント

李根さん(デザイン研究科1年)

このコンペを通じて観察する能力、表現する能力が学べました。 デザインは自己中心的なものではなく、デザインをする相手のことを常に考えなければいけません。 デザインは先進的な科学技術と時代と共に進み、つながりを保つべきです。 また、植田先生には多くの啓発をいただくなど、丁寧なご指導を感謝しています。

植田道則教授

李さんの日常学修でのデザインに対するひたむきさと、さらなるレベルアップを目指して、「コンペにでも応募してはどうかと進言したことが切っ掛けです。建築インテリアの新しい展開の拠り所をインタラクティブデザインと、李さん自身のもつ感性がうまく噛み合って、良い結果が生まれたと思います。

LUCHTA CHALLENGE
インテリアデザインコンペ ルフタチャレンジ

【テーマ】人と人が“あう”空間
【提案サイト】都心の1階空き店舗(飲食店舗)
【応募資格】
・インテリアに興味のある若手デザイナーや学生を対象とします。
・応募時に40歳以下とし、グループでの応募は認めません。同一人による複数点の応募を可能としますが、未発表の作品に限ります。
【応募期間】2021年11月16日(火曜日)から2022年1月8日(土曜日)
【主催】
建築学生情報サイトLuchta(ルフタ)
共催:株式会社建築資料研究社/日建学院 運営:株式会社hoop 事務局:寺子屋ふくろう実行委員会

発行部署:企画室