学生・卒業生の活躍

2022年12月20日

「アグリカルチャーコンペティション2022」において曽根ゼミが学術研究部門のブロック優勝をしました

文化政策学科・曽根秀一ゼミ(経営学)の学生グループが、「アグリカルチャーコンペティション2022」全国大会(主催:アグリカルチャーコンペティション準備委員会、協賛:一般社団法人全国農業協同組合中央会)にて学術研究部門ブロック優勝を果たし、成果を横山俊夫学長に報告しました。

アグリカルチャーコンペティション(略称:アグコン)は、大学生を対象とした、農業、食、地域、農業協同組合に関するプレゼンテーション大会。チーム単位(個人参加も可能)で、日本の農業や食、地域、農業協同組合等に関する調査研究を行い、その成果の発表を競います。2017年から開始され、2022年は第6回目の大会です。
受賞報告をする曽根ゼミ
受賞の盾

今大会には14大学、27ゼミナール、50チームが参加。学術研究部門には19チームが参加する中で、曽根ゼミから出場した2チームのうち、1チーム(3年生4名)がブロック優勝となりました。

受賞した研究テーマは「三方原馬鈴薯の競争優位性に関する研究」。浜松の名産である三方原馬鈴薯をVRIO分析を使用して主観的に判断し、評価。研究調査にはとぴあ浜松農業組合や地元飲食店の方などにご協力いただき、分析に活かしました。
チームメンバーの学生のうち3名は県外出身。はじめは三方原馬鈴薯を知らなかったといいますが、赤土の土壌や全国トップクラスの日照時間、収穫時期など、他の産地との違いを調べ、その優位性を明らかにしていきました。プレゼンテーションにも三方原馬鈴薯を知ってもらうため、分かりやすさを工夫しました。
指導教員の曽根教授は「浜松の特産物を評価していただいた。調査に協力してくださった方々に感謝したい」とコメント。横山学長からは、「受賞は、人との出会いや縁、偶然のヒントやアドバイスも大切な要素。成果をさらに工夫して発展させていってほしい」と励ましの言葉を述べられました。
受賞報告の記念撮影
受賞した曽根ゼミメンバー
(左から曽根秀一教授、後藤巧人さん、平光正寛さん、廣濱賢人さん、渡邊壮耶さん、横山学長、
学生は4名とも文化政策学科3年)

発行部署:企画室