学生・卒業生の活躍

2023年01月25日

「井川湖渡船」のシンボルマークに本学学生の作品が採用されました

ふじのくに地域・大学コンソーシアムが実施する「令和4年度ゼミ学生地域貢献推進事業」には、本学から多くの研究活動が採択されています。

その一つ、佐井ゼミ(デザイン学部)の学生4名が取り組む研究課題「井川地区における特産品のパッケージ開発」で、「井川湖渡船」のシンボルマークに落合侑美さん(デザイン学部4年)の作品が採用されました。

この研究では、静岡市井川支所、井川地区事業者等との連携のもと、前年度の静岡市との協力事業「井川地区における特産品のパッケージデザイン」の研究成果を発展させ、井川地区の魅力発信につながる渡船場や特産品のデザインの具体化に取り組みました。
ふじのくに地域・大学コンソーシアム
​静岡県内の高等教育機関相互の連携を深め、地域で広範なネットワークを形成し、教育力・研究力の一層の向上を図るとともに、地域社会の発展に寄与していくことを目的として設立された公益社団法人です。

落合侑美さん(デザイン学部4年)からのコメント

ゼミを通して井川と関わり、こうして自分のデザインが採用されたこと、とても嬉しく思っています。
昨年住民の投票によりマークのデザインが決まったあとも、佐井国夫教授の助言を受けながら細かい修正を繰り返して完成しました。
過疎化が進み、若い世代の少ない井川ですが、自然や人の温かさを感じることのできる場所です。そんな井川の素敵なところを、後世に新しい形で受け継いでいきたい気持ちを込めて、家紋に倣いデザインしています。
井川に新しい風を吹かせることができれば本望です。

発行部署:企画室