学生・卒業生の活躍
2025年12月09日
2026年の企業カレンダーのイラストに本学学生の作品が採用されました
静岡県静岡市に本社を置く、クリーンルームなどの建具製造を手がけるサンワイズ株式会社が、2026年の企業カレンダー制作にあたり、本学学生を対象にイラストを募集しました。
応募された78作品の中から厳正な審査を経て、季節ごとに最優秀賞が選ばれ、そのイラストがカレンダーに採用されました。さらに、11名の学生が優秀賞、佳作、特別賞を受賞しました。
応募された78作品の中から厳正な審査を経て、季節ごとに最優秀賞が選ばれ、そのイラストがカレンダーに採用されました。さらに、11名の学生が優秀賞、佳作、特別賞を受賞しました。
最優秀賞(採用作品)

春
深沢奈穂さん(デザイン学部1年)
「芽吹き」
この作品は、これから始まる一年に期待を寄せる女性の姿を描きたいと思い制作しました。収穫した春野菜をバッグに詰めて家に帰る道中の様子です。
色彩は、光のにじみを意識し、空の青の色を反射させたり空気の色として扱ったりすることで、春特有の柔らかな空気感を表現しています。
表情はあえて描き込まず余韻を持たせ、女性の視線や髪の流れは画面の風向きを定め、見る人の中に柔らかな情景が芽生えるよう意図しています。
色彩は、光のにじみを意識し、空の青の色を反射させたり空気の色として扱ったりすることで、春特有の柔らかな空気感を表現しています。
表情はあえて描き込まず余韻を持たせ、女性の視線や髪の流れは画面の風向きを定め、見る人の中に柔らかな情景が芽生えるよう意図しています。

夏
松本一紗さん(デザイン学部3年)
「夏の下。夏の君。」
コンセプトは「夏の下で微笑む、夏の装いをした女性」です。
入道雲、青き晴天、音のなる風鈴。このような夏らしい要素を背景に描きました。女性は浴衣を着て、うちわを持っています。どちらも夏に咲く花(朝顔、ひまわり、キキョウ)をあしらい、夏らしさをより強調しています。
暑さが酷になっていく近年、カレンダーを見て少しでも夏の爽やかさ、素敵さを思い出せるために、全体的に涼しげに、鮮やかに感じられるように仕上げました。
入道雲、青き晴天、音のなる風鈴。このような夏らしい要素を背景に描きました。女性は浴衣を着て、うちわを持っています。どちらも夏に咲く花(朝顔、ひまわり、キキョウ)をあしらい、夏らしさをより強調しています。
暑さが酷になっていく近年、カレンダーを見て少しでも夏の爽やかさ、素敵さを思い出せるために、全体的に涼しげに、鮮やかに感じられるように仕上げました。

秋
深沢奈穂さん(デザイン学部1年)
「安らぐ」
秋の日常の一瞬を切り取るように、窓の外からカフェの中の様子を見る場面を描きました。
コップの持ち方ひとつでも、女性の性格が現れるような持ち方を研究しました。色彩は落ち着いた暖色系を中心にし、画面全体を柔らかい明暗でまとめることで、穏やかな空気感を演出しています。
机の木目や、手前の紅葉の質感を丁寧に描写することで、見る人が画面に入り込み、まるでその場に立って五感で季節を感じられるような構図を意識しています。
コップの持ち方ひとつでも、女性の性格が現れるような持ち方を研究しました。色彩は落ち着いた暖色系を中心にし、画面全体を柔らかい明暗でまとめることで、穏やかな空気感を演出しています。
机の木目や、手前の紅葉の質感を丁寧に描写することで、見る人が画面に入り込み、まるでその場に立って五感で季節を感じられるような構図を意識しています。

冬
田中優花さん(デザイン学部1年)
「ぬくもりの雪」
家族か恋人か、誰か大切な人と雪で遊ぶ女性を描きました。
冷たい空、白い息、悴む手、温かそうなマフラーなど、冬らしい風景やファッションを意識して表現しました。
人にはいろいろな暮らしの形があり、独自の季節の楽しみ方があると思います。冬らしい日常を切り取ることで、この絵を見る人に冬の訪れを楽しみに感じてもらえるような作品にしたい、という思いを込めました。
冷たい空、白い息、悴む手、温かそうなマフラーなど、冬らしい風景やファッションを意識して表現しました。
人にはいろいろな暮らしの形があり、独自の季節の楽しみ方があると思います。冬らしい日常を切り取ることで、この絵を見る人に冬の訪れを楽しみに感じてもらえるような作品にしたい、という思いを込めました。
発行部署:地域連携室


