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2022年10月24日

ジャパン・ハウス サンパウロ(ブラジル)とのオンラインミーティングを行いました

静岡県と静岡文化芸術大学は、2018年度から「ブラジル青少年派遣事業」として、ジャパン・ハウス サンパウロでのインターンシップと現地静岡県人会との交流を行っています。
2018年度と2019年度は、本学の学生数名をブラジルに派遣し、ジャパン・ハウス サンパウロや静岡県人会での活動を、対面にて行いました。
2020年度と2021年度は新型コロナウィルス感染症の拡大により、ブラジルに渡航してのインターンシップに代わり、オンラインでのインターンシップを実施しました。
しかし2022年度は、3年ぶりにブラジルに渡航して、サンパウロのジャパン・ハウスにて、約2週間のインターンシップに参加し、日本文化を紹介するプレゼンテーションと、静岡県人会の方々との交流を行う予定です。
現地でのインターンシップとプレゼンテーションに向けて、10月11日(火曜日)午後8時から午後9時(日本時間)にジャパン・ハウス サンパウロとオンラインでつながり、オリエンテーションを受けました。
ジャパン・ハウス サンパウロとのオンラインミーティングの様子
ジャパンハウス サンパウロのエリック・クルッグ館長と現地静岡県人会のエレナ・川崎会長はじめブラジル側のスタッフ、日本側のスタッフ、本学のブラジル派遣学生4名(うち1名は留学中のフランスから参加)と教職員スタッフなど、多くのメンバーがオンラインで参加しました。
オリエンテーションでは、ジャネット・ミアモト教育アナリストより、「デザイン」「ESG」「長寿」という3つのキーコンセプトで現代の日本文化を紹介するという「お題」が提示されました。
2023年2月には、派遣学生と指導スタッフがブラジルを訪問して、ジャパンハウス サンパウロと在ブラジル静岡県人会にて、日本文化を紹介するプレゼンテーションを行う予定です。
学内ミーティングの様子
ジャパン・ハウス サンパウロとのオンラインミーティングでの学生自己紹介の様子
ジャパン・ハウス サンパウロ(ブラジル)とのオンラインミーティングのイメージ図

派遣学生から「ブラジル派遣事業への意気込み」

奥山海(おくやまかい、国際文化学科3年、フランス留学中)
日本文化を十分に発信するだけでなく、ブラジルの文化や、日系ブラジル人の歴史や経緯についても、それらを肌に感じながら学び、吸収したいと思います。

松林萌(まつばやしめぐみ、国際文化学科2年)
多くのブラジル人が暮らす浜松。ブラジルとゆかりがある浜松に住む学生として、静岡や日本の誇れる文化を発信し、国際的な交流を、より促進する機会にしたいと思っています。

北島未悠(きたじまみゆ、国際文化学科1年)
「現地のブラジル文化」と「新しい視点からの日本文化」を学びたいと思ったのが、この事業への参加を決めたきっかけです。実りのあるプレゼンや文化の交流ができるよう、全力で取り組みます。

一ノ瀬龍星(いちのせりゅうせい、芸術文化学科1年)
このプログラムを通して、南米という土地において日本文化がどのように需要されているかを経験し学ぶことで、日本文化の展開可能性や、異文化受容に対して理解を深めたいです。

発行部署:教務・学生室