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2022年11月30日

吉田町シニアカレッジで本学教員が講師を務めました

吉田町教育委員会が実施する生涯学習講座「吉田町シニアカレッジ」に、本学デザイン学科の高山靖子教授と迫秀樹教授が講師として招かれ、「デザイン思考体験」というテーマで講義を行いました。
【日時】2022年11月9日(水曜日)午前10時から午後0時
【場所】吉田町中央公民館
【対象】吉田町在住の60歳以上の方
【内容】
今回の講座では、近年のデザインの捉え方とデザイン思考及びそのプロセス(共感-問題定義-発想-試作-テスト)について紹介した後、講師側で用意した「問題定義」「発想」「試作」の例を用いて受講者の皆さんに「共感」と「テスト」を体験していただきました。
「共感」では、2つのグループに分かれた受講者が、与えられたテーマに対して感じていることを付箋に記し、これを講師が分析して「問題定義」を行いました。
その後、講師が用意した例について「発想」過程を説明し、「試作」した実験モデルを使い、被験者と観察者に分けた受講者に「テスト」を体験してもらい、そこで得た気づきについて記録してもらいました。
最後に講師が、これをその後どのようにデザインに生かしていくのかについてまとめました。
13名の参加者の皆さんにはグループトークや実技等通常の講座であまりみられない体験型の内容が大変好評で、「行動の過程もデザインということも知りました。」「今回のような講義をもっと行ってもらいたい。」 などの感想が寄せられるなど、満足度の高い講座となったようです。

発行部署:地域連携室