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2023年11月29日

ボローニャ大学(イタリア)デザインサマースクールに本学学生が参加しました

本学と交流協定を締結しているボローニャ大学(イタリア)のデザインサマースクールに本学学生が参加しました。

このデザインサマースクールは、世界最古と言われるイタリアのボローニャ大学にて、約2週間にかけてデザインを学びます。イタリア、アメリカ、ブラジル、イラン、ベトナム、台湾、日本などの世界各国から計30名が集まり、授業やメンバー間のやりとりは英語で行われました。本学からはデザイン学科の学生4名が参加。授業は主に座学、Visit(企業見学や美術館など)、プロジェクトワークに分けて行われました。

【研修先】ボローニャ大学及びベルティノーロ研修センター
【日程】2023年8月27日から9月10日(14日間)
【授業時間】125時間
 

座学

イタリアの歴史、デザイン史、アート史、CADが開講され、イタリアのデザインやアートの成り立ち、特徴について学びました。
ボローニャ大学サマースクール座学の様子
ボローニャ大学サマースクール座学の様子

Visit

インダストリアルデザインをメインに、ランボルギーニなどの高級車やセラミックの加工に強い会社、街灯の製作を手掛ける会社などの企業見学をしました。 美術館や博物館、ボローニャの歴史に関わる観光スポットにも行き、参加メンバーはお互いに鑑賞しながら思ったことを伝え合ったり、または静かに一人で鑑賞したり、思い思いの方法で学びを深めました。
ボローニャ大学サマースクール企業見学の様子
ボローニャ大学サマースクールの様子

プロジェクトワーク

5人ずつ6グループで行ったグループワークの課題は、「自然(nature)から発想し、機能を持った机をデザインする」。グループワークでは、海外メンバーのスケッチ力やCADスキルの高さに良い刺激を受けたそうです。
ボローニャ大学サマースクールプロジェクトワークの様子
ボローニャ大学サマースクールプロジェクトワークの様子
2週間という限られた時間でしたが、参加学生は、共に高め合える仲間との出会いや新たな文化と価値の発見など、海外に赴いてこそできる様々な経験をすることができました。
今回の参加学生には、静岡文化芸術大学基金から4万円の奨学金が給付され、参加学生からご支援に対する感謝の言葉をお預かりしています。
本学では、これからも創意工夫を重ねて海外留学を目指す学生の支援を継続していきます。
ボローニャ大学サマースクール認定証を手に記念撮影

発行部署:教務・学生室