春期海外語学研修を実施しました

2024年2月から3月において、本学学生がオーストラリアと台湾で海外語学研修を実施しました。

4週間にわたるサザンクロス大学の語学研修では、各週1つのテーマが割り当てられ、そのテーマをもとに英語でのリーディングやリスニング練習、グループワークが行われました。プログラムには、英語語学学習のほか、フィールドトリップなどの機会も組み込まれています。

【日程】2024年2月12日から3月8日（4週間）
【滞在方法】ホームステイ
【テーマ内容】

	テーマ
1週目	オーストラリアの先住民族・アボリジニの人々
2週目	世界の祝祭日
3週目	オーストラリアの動物
4週目	旅行の計画（プレゼンテーション作成）

オーストラリアの固有種を紹介する出張レクチャーや動物園見学等のフィールドトリップ、リバークルーズやサーフィン講習等のアクティビティーがありました。

参加者のコメント

今回の語学研修では英語力だけでなく、海外といった慣れない環境でどれだけ臨機応変に対応できるかという力も試されました。
クラスの先生と政治や宗教、民族、芸術といった様々な話をすることができましたが、日本語で説明するのも難しい質問を尋ねられることもあり、適切に表現・説明できたという自信はありません。他言語を学ぶ際、自文化の理解も深めることが大切であると気づくきっかけになりました。
他大学生との学生生活に馴染めるかも不安でしたが、みんな気さくに話しかけてくれて年次関係なく仲良くなることができました。最終日には、大学スタッフの方からの提案もあり、一足先に帰国する学生への感謝の気持ちを込め、自前のトランペットで1曲演奏することに。私の演奏は決して立派なものではありませんでしたが、演奏を聴いてこれまでの出来事を思い出し、涙を流す学生もいて、私にとっても非常に印象的な演奏となりました。
今後の参加学生には、語学研修を期に自分の領域で学んだことを実践してみることをオススメします。最初は緊張して流暢に話せなかったり、本来の力が出せなかったりして落ち込むこともあるかと思いますが、私は、サザンクロス大学での語学研修を通して、その場でのベストを尽くす力が育ったのではないかと実感しています。

3週間にわたる国立台湾師範大学の語学研修では、言語授業、文化授業、校外授業から構成されたカリキュラムにより、中国語学習および中華文化に対する理解を深めました。
【日程】2024年2月19日から3月8日（3週間）
【滞在方法】学生寮
【カリキュラム】

参加者のコメント

私のクラスでは、「積極的に発言する」ことを重視した授業が行われました。最初は自分の中国語の発音に自信がなく、あまり積極的に発表することができませんでしたが、授業を重ねるごとに発表することに対する抵抗がなくなり、積極的に中国語を用いたグループワークや発表を行うことができるようになりました。研修を通して自分に足りていない部分が分かり、今後さらに力を入れて中国語を勉強していきたいと思うようになりました。
文化体験や校外学習では、実際に体験したり、訪れたりしないと感じることができない文化や雰囲気に触れることができました。写真で見たことがあった九份や十份は写真よりも迫力があり、台湾茶は作法がとても難しかったです。
3週間、毎日が新鮮でとても貴重な時間でした。中国語で授業を受け、海外で自分達だけで生活をしたことで、自分自身を少し成長させることが出来たと思います。語学研修に参加して本当に良かったです。

今回の参加学生には、静岡文化芸術大学基金から3.5万円または3万円の奨学金が給付されました。
本学では、これからも創意工夫を重ねて多様な国際交流の機会を提供していきたいと考えています。

海外語学研修（渡航型）

研修先	日程	滞在方法	参加人数
英語：サザンクロス大学 （オーストラリア）	2024年2月10日から 3月8日	ホームステイ	1人
中国語：国立台湾師範大学 （台湾）	2024年2月19日から 3月8日	学生寮	2人

オンライン語学研修

研修先	日程	参加人数
デ・ラ・サール・アラネタ大学付属語学センター （フィリピン）	2024年2月19日から3月1日 または 2024年3月4日から3月16日	2人