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2025年01月20日

学生団体「引佐耕作隊」が育てたお米「久留女木 棚田の恵」が販売されています (1月20日から1月31日まで)

本学の学生有志団体「引佐耕作隊」が「久留女木の棚田」(浜松市浜名区引佐町)で育てたお米を、1月20日(月曜日)から本学生協で販売しています。販売終了予定日は1月31日(金曜日)ですが、売り切れ次第終了となります。(好評につき完売しました)
 
2024年度棚田の恵み販売チラシ(表)
チラシデザイン:引佐耕作隊 デザイン学部学生
2023年度棚田の恵み販売チラシ(うら)

商品名:「久留女木 棚田の恵」
価格:500円(税込)
内容量:精米300グラム(約2合)
販売期間:2025年1月20日(月曜日)から1月31日(金曜日)まで(売り切れ次第販売終了

単一原料米 産地:静岡県(浜松市浜名区引佐町「久留女木の棚田」)
品種:にこまる
産年:2024年度産

販売場所:静岡文化芸術大学 生協購買(営業時間:午前9時30分から午後6時15分まで)
(注1)土曜日、日曜日、祝日は定休日です。
(注2)本学には駐車場がございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。(公共交通機関または近隣の有料駐車場をご利用ください)

通信販売について

本学までお越しになれない方に向けて通信販売も行います。
詳しくは、下記のPDF及び注文フォームをご参照ください。
(好評につき完売しました)

通信販売のご案内[PDF:363.2KB]

商品の特徴

商品のパッケージ「棚田の多面的機能」を説明するタグ
商品のパッケージには、「棚田の多面的機能」を説明するタグがついています。

• 棚田には、食糧生産だけではなく、生態系の多様化、美しい景観の創出、都市と農村の交流機会の提供といった「棚田の多面的機能」があります。「久留女木 棚田の恵」を購入することで、直接耕作をしていない方も、間接的に棚田の多面的機能の維持・発揮に関わりをもっていただくことができます。商品のパッケージやチラシは、「棚田の多面的機能」が消費者の方々に伝わるようにデザインを工夫しています。

• パッケージはかわいらしさや親しみやすさを大切にし、5種類並べることで山並みがつながるデザインとなっています。このデザインには、「久留女木 棚田の恵」を通して、都市と農村がつながって欲しいという思いが込められています。ぜひ5種類購入し、都市と農村のつながりに思いを馳せながら、山並みがつながるデザインを楽しんでいただけると幸いです。

• お米の品種である「にこまる」という名前は、粒が丸々とおいしそうな形をしていること、食べた人が思わず笑顔になってしまうほどおいしいという意味を込めて命名されました。粒が大きくて、食感がもっちりしていることが特徴です。

• 「久留女木 棚田の恵」を販売して得た収益は、今後の活動費に充てています。自主財源を確保することで、持続可能な活動を目指しています。
5種類のパッケージデザインを“繋げる”と山脈ができます

試食会の開催

1月14日(火曜日)と16日(木曜日)にメンバー内で試食会を行いました。雑草が大量発生するなどのアクシデントが多々あり、出来があまり良くないのではないかと不安がありましたが、そんな思いとは裏腹に、食べてみるお米の一粒一粒は大きくしっかりとしており、食べ応えのあるおいしいお米になりました。
久留女木の恵 試食の様子1
久留女木の恵 試食の様子2

「引佐耕作隊」メンバーからのコメント

山本ジョルジョ慎吾さん(文化政策学科1年)
今年は気温が高い期間が長く続く中での米作りとなりましたが、地域の方々のご協力のおかげで無事に収穫し、販売まで迎えることができました。今回育てたお米は出来が良かったため、脱穀をした際に「他の生産者のものに比べ不良米が少ない」というお言葉をいただきました。
棚田には耕作することで発揮される「棚田の多面的機能」があり、農村部・都市部を問わず恩恵をもたらしています。しかしながら、この棚田の恩恵は人々にはあまり認知されていません。そこで、デザイン学部の学生がパッケージやチラシに「棚田の多面的機能」盛り込んだデザインとしました。お米を購入した際は、パッケージにも注目していただけると嬉しいです。
まごころ込めて作らせていただいたので、多くの方々に食べていただきたいと思います。また、お米を食べることを通じて、引佐耕作隊の活動を応援していただけると幸いです。
 

「引佐耕作隊」公式SNSアカウント

活動風景や「久留女木 棚田の恵」の販売情報を発信しています。
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発行部署:企画室