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2025年08月04日
マリナート舞台芸術公開講座2025「劇場の人 〜俳優、舞踊家、落語家が語る劇場の魅力~」の企画・プロデュースを本学教員が行っています
マリナート舞台芸術公開講座2025「劇場の人 〜俳優、舞踊家、落語家が語る劇場の魅力~」の企画・プロデュースを本学芸術文化学科の永井聡子教授が行っています。
永井教授は演劇・劇場、舞台芸術を専門とし、舞台プロデュース等で各地の劇場運営に関わり、理論分析と実務の両輪で研究を行っています。
マリナート舞台芸術公開講座2025は全4回で、舞台、ミュージカル、日本舞踊、落語の各分野のゲスト講師とともに、メイン講師である永井教授が講義とクロストークを行います。
作品表現に応じて発展してきた劇場の雰囲気や形態、機能、そして、それらによって醸し出される劇場の「個性」について、舞台各界のトッププロたちとの対談を通して理解を深める連続講座です。永井教授より
マリナート舞台芸術公開講座2025として、「劇場の人」をテーマに全4回の講座を開催します。会場は、私が演劇アドバイザーを務めている静岡市清水文化会館マリナートです。
初回のテーマは「帝国劇場と舞台俳優―歴史といま」。初代帝国劇場(1911年)の劇場改革や二代目帝国劇場(1966年)に継承された劇場文化についてゲストを迎えて語る講座です。初回ゲスト講師には、静岡県島田市出身の俳優・別所哲也さん。二代目帝国劇場は今年2月に大規模改修のため一旦閉館し5年後に再開場します。別所さんが主演の名作「レ・ミゼラブル」や「ミス・サイゴン」などはミュージカル界では人気ヒット作品となりました。別所さんの舞台俳優としての想いや秘話、日本文化発信などについてお話いただきます。
第二回は「劇団四季と四季劇場」のテーマでミュージカル俳優の宇都宮直高さん、第三回は「花道のある風景-歌舞伎座・南座・金丸座など」のテーマで日本舞踊家・花柳源九郎さん、第四回は「演芸場・寄席-笑いのある舞台」のテーマで上方落語家・桂吉坊さんにゲスト講師としてご登壇いただきます。各界の第一線で活躍するゲスト講師の皆さんと様々な角度から舞台芸術の魅力を紐解きます。
私が話す歴史部分は、自身で執筆した『劇場の近代化―帝国劇場・築地小劇場・東京宝塚劇場』思文閣出版(2014)(本学出版助成/図書館協会選定図書)、『新・舞台芸術史-劇場芸術の境界線から読み解く』現代図書(2024)をベースに新たなる考察も加えたお話です。ゲスト講師の方々の教科書には載らないお話も引き出せたらと思います。
当日は永井ゼミ生(大学院生、四年生、三年生)がスタッフとして参加して、お客様をお迎えいたします。マリナート舞台芸術公開講座2025
「劇場の人 〜俳優、舞踊家、落語家が語る劇場の魅力~」
全ての回で永井教授が講師を務めます。
第1回 9月23日(火曜日・祝日)
「帝国劇場と舞台俳優 ~歴史といま~」
ゲスト講師:別所哲也
【時間】午後3時30分から午後4時40分(予定)
【定員】100名
第2回 10月13日(月曜日・祝日)
「劇団四季と四季劇場」
ゲスト講師:宇都宮直高
【時間】午前11時から午前12時10分(予定)
【定員】50名
第3回 11月1日(土曜日)
「花道のある風景 〜歌舞伎座・南座・金丸座など~」
ゲスト講師:花柳源九郎
【時間】午後2時から午後3時10分(予定)
【定員】50名
第4回 12月6日(土曜日)
「演芸場・寄席 〜観客に近い笑いの舞台~」
ゲスト講師:桂吉坊
【時間】午後2時から午後3時10分(予定)
【定員】50名
【会場】静岡市清水文化会館マリナート(静岡市清水区島崎町214)
第1回:小ホール
第2回~第4回:リハーサル室
【申込み】2025年7月12日(土曜日)午前10時より、電話にて受付しております。
申込先:静岡市清水文化会館マリナート Tel.054-353-8885
【企画・プロデュース】永井聡子
発行部署:企画室