教育・研究

2025年08月06日

本学教員が「2025金沢・世界工芸コンペティション」で審査員特別賞を受賞しました

本学デザイン学部の小田伊織准教授が、「2025金沢・世界工芸コンペティション」において、審査員特別賞を受賞しました。
「金沢・世界工芸コンペティション」は、石川県金沢市で3年に一度開催される国際的な工芸コンペティションで、伝統的な工芸技術と現代的な創造性の融合による新しい工芸表現を国内外に発信しています。
今回、小田准教授の作品が、工芸的視座に基づく現代表現の深い洞察と優れた芸術性により、高く評価されました。

受賞作品

Wear-forest
2025金沢・世界工芸コンペティション 審査員特別賞
受賞作品Wear - forestの写真
材料 (主要材料):漆・麻布・金・銀・貝
技法:乾漆、蒔絵、螺鈿、レーザー加工による彫漆
制作年:2025年
 

作品コンセプト

古くから人々の暮らしと共にあった「漆器」を、現代の生活に取り入れることを目指し、日常の身近なモチーフである「靴」をもとに立体作品として制作しました。

受賞コメント

この度、私の漆芸作品が「2025金沢・世界工芸コンペティション」において、審査員特別賞を受賞いたしました。 日頃の研究・制作活動の成果が、国際的なコンペティションにおいて高く評価されましたことを、大変嬉しく思っております。 この受賞を励みに、今後も一層精進し、漆芸の魅力を国内外に発信していきたいと思います。

本作品は、2025年11月8日(土曜日)から11月26日(水曜日)に金沢21世紀美術館 市民ギャラリーで開催される「第6回 金沢・世界工芸トリエンナーレ」にて展示される予定です。

第6回金沢・世界工芸トリエンナーレ公式サイト(外部サイト)

教員プロフィール

発行部署:企画室