本学教員と学生が「HAMAMATSU CREATIVE BOX～つくる・ふれる・つながる～」に出展しました

浜松にゆかりのあるアーティストやクリエイター、地域の楽器産業を牽引する企業が集結し、市民主体で展開される音楽イベント「HAMAMATSU CREATIVE BOX～つくる・ふれる・つながる～」が開催されました。

イベントは11月29日・30日の2日間、アクトシティ浜松展示イベントホールをメイン会場に、「創る」をテーマとしたワークショップ、展示、コンサートなど多彩なプログラムで構成され、来場者が音楽や創作の魅力に触れる機会が提供されました。

本学からは文化政策学部とデザイン学部の教員・学生が企画協力として参画し、作品展示やブース運営を担当しました。授業やゼミ活動から生まれた作品を紹介する4つのブースを出展し、来場者が実際に触れて楽しめるインタラクティブな展示として、多くの方々に好評をいただきました。

これらの展示や交流を通じて、来場者の皆様が本学の教育・研究活動に触れるだけでなく、子どもから大人まで幅広い世代と本学の専門性がつながる貴重な機会となりました。また、出展企業やアーティストとの新たなつながりも生まれ、「HAMAMATSU CREATIVE BOX」への参加を通して、本学、来場者の皆様、そして出展企業・アーティストを結ぶ新たな交流・発信の場が育まれました。

【ブース出展担当教員】
デザイン学部デザイン学科藤井尚子教授
 デザイン学部デザイン学科的場ひろし教授
 デザイン学部デザイン学科佐藤亜矢子講師

【協力】
デザイン学部デザイン学科倉澤洋輝講師

【ハママツ・クリエイティブ・ウィークエンドプロジェクトチーム座長】
文化政策学部芸術文化学科谷川真美教授

出展作品紹介

（1）「音と連動する光の空間演出装置」

電子マリンバと複数の発光装置で構成する空間。電子マリンバの演奏に合わせて、溢れるような光の動きが発光装置に現れます。

（2）「生の揺らぎを可視化する、『気配のデザイン』」

声・呼吸・物音などの生のゆらぎをセンシングし信号処理したものを、布地に投影することでモアレ現象を引き起こし、「気配のデザイン」として可視化した作品です。

（3）「大学の演習授業で作られた楽器たち」

本学のデザイン学部の専門科目「インタラクティブプロダクト演習」では、インタラクティブ性の高いプロダクトである「楽器」に着目して、楽器を制作する演習を行いました。
今年度の本科目履修学生が、10月、11月に制作した電子楽器とアコースティック楽器（トングドラム）を展示しました。

（4）「音響と空間でデザインする『わたしと浜松』」

「私と浜松」をテーマに日常の環境音・現実音・楽器音で制作した音響作品を、マルチチャンネルリミックス。
サウンドコンテンツと空間演出を組み合わせて、4chスピーカーのサウンドインスタレーションとしてデザインしました。
7名の学生が、空間デザイン・映像システム・音響コンテンツ制作の3つの担当に分かれ、共同で制作した作品です。

イベント概要

HAMAMATSU CREATIVE BOX ～つくる・ふれる・つながる～

【日時】2025年11月29日（土曜日）、30日（日曜日）午前10時から午後5時まで
【会場】
アクトシティ浜松展示イベントホール
サテライト会場：浜松市鴨江アートセンター、浜松科学館
【入場料】無料（一部ワークショップについては有料）申込不要
【内容】
第1ブロック出展ブース（30企業・団体・個人、楽器メーカー）
第2ブロックステージ
【主催】浜松市、浜松市音楽創造都市推進会
【主管】ハママツ・クリエイティブ・ウィークエンドプロジェクトチーム〔株式会社河合楽器製作所、静岡エフエム放送株式会社、静岡文化芸術大学、浜松科学館（指定管理：及村工藝社・SBSプロモーション共同事業体）、浜松市鴨江アートセンター（指定管理：浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ）、公益財団法人浜松市文化振興財団、ヤマハ株式会社、ローランド株式会社〕
【協力】静岡県楽器製造協会
【企画制作】浜松アーツ＆クリエイション

発行部署：企画室

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