学生・卒業生の活躍
2025年08月05日
「令和7年度ふじのくに留学応援奨学金」の支援を受けて、本学学生が留学します
長沢さんインタビュー記事
はじめに
建築家を志したきっかけは、中学生の頃に訪れた香港で目にした、中国銀行タワー(建築家イオ・ミン・ペイ氏の設計)でした。その時に受けた衝撃を胸に、建築家を志し、静岡文化芸術大学へ進学。さらなる成長を目指して留学を決意され、「フランス×静岡」というテーマでふじのくに奨学金に採択されました。
このたび、ふじのくに奨学金に合格し、夢に向かって一歩を踏み出した長沢さんに、これまでの経験や、留学を通じてどのように成長したいかについてお話を伺いました。


Q&A
Q1. ふじのくに奨学金をどのように知りましたか?
A:大学のポータルサイトで知りました。2年生の12月に留学を申し込んだあと、ふじのくに奨学金の募集を見つけ、応募しました。
Q 2. ふじのくに奨学金合格に向けて、どのような準備をしましたか?
A:1次試験に向けては、自己分析を徹底しました。自分を客観的に見るために、大学の友人にもアドバイスをもらいました。2次試験の面接・グループディスカッションに向けては、本学の先生方に面接練習をしていただきました。
Q 3. 奨学金への挑戦は大変でしたか?
A:特に2次試験の面接準備が大変でした。どのような質問が来るか予測できなかったため、あらゆる質問に対応する力が求められました。そのためには自分自身を深く理解し、客観的に捉える必要があり、それが難しかったです。
Q4. なぜフランスを選んだのですか?
A:自分が成長できる環境だと感じたからです。静岡文化芸術大学の協定校を一つひとつ調べ、興味のある建築分野を学べることから、フランスを希望しました。
Q5. どのようなテーマで応募しましたか?
A:「フランス×静岡」というテーマで応募しました。静岡では空き家が多く、フランスではその活用が進んでいる点に着目しました。例えばフランスでは、空き家を再び家として活用するのではなく、地域の人々が集まり使われ続けられるような食料品店などに活用しています。こうした事例を静岡県にも生かし、課題を解決しながら地域の魅力を提案していけるのではと考えました。
Q6. 合格の知らせを受けた時の気持ちは?
A:とても嬉しかったです。2次試験の面接では自己アピールが十分にできなかったと感じていたので、合格通知をいただいたときは安心しました。
Q7. 帰国後の理想像を教えてください。
A:帰国後は4年生になります。学内では、同学年や後輩にフランスでの学びを伝えていきたいです。学外では、ゼミ活動などで浜松の実施プロジェクトに参加できる機会があるのでそのようなプロジェクトにも積極的に参加したいと考えています。
Q8. SUAC 生に向けたメッセージをお願いします。
A:「留学」は、ハードルが高く感じられるかもしれませんが、行く前から成長できることがたくさんあります。また、どんなことがあっても「やっていける」という自信にもつながります。留学に興味がある方は、ぜひ大学の制度を活用して、その一歩を踏み出してみてください。小さなことでもいいので何か相談したいことがあればいつでも連絡してください!応援しています。
留学に興味のある方は、ぜひご覧ください。

オーストラリアのサザンクロス大学に8か月留学。現在は国際交流センターにて留学相談ブースを担当。
発行部署:教務・学生室