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2023年10月12日

【第9回静岡国際オペラコンクール関連企画】静岡ゆかりのオペラ歌手・三浦環の関連資料を展示しています

アクトシティ浜松で開催される「第9回静岡国際オペラコンクール」(10月28日から11月5日)の開催にあわせ、本学図書館・情報センターで静岡ゆかりのオペラ歌手、三浦環 (みうらたまき、1884年から1946年) に関連する資料を2部構成で紹介しています。学外の皆様にも公開していますので、ぜひ足をお運びください。
三浦環のパネルと紹介

【展示期間】2023年10月10日(火曜日)から2023年11月6日(月曜日)
【会場】静岡文化芸術大学 図書館・情報センター内 エントランススペース
【時間】図書館・情報センターの開館日・開館時間に準じます。同センターWebサイトでご確認ください。
【観覧料】無料

【入館方法(学外の方)】
  • 「利用者カード」をお持ちの方は、入館ゲートのカードリーダーにタッチして入館してください。
  • 「利用者カード」をお持ちでない方は、入館ゲートにあるインターホンでカウンター職員にお知らせください。所定の様式に必要事項を記入いただき、ご入館いただきます。

展示内容

三浦環関連資料の展示の様子

第1期 三浦環と『世界のオペラ』
10月10日(火曜日)から10月17日(火曜日)

三浦環の著書や伝記とあわせ、オペラに親しみ、楽しんでいただくための対訳本や作曲家に関する書籍、 鑑賞法、紀行、歌劇場や舞台の仕組みを解説した資料を展示します。
柴田環(三浦環)の著書『世界のオペラ』(1912年5月発行)、 日本で最初に録音された洋学レコード「NIPPONOPHONE」(ニッポノホン、1912年録音)等、本学初公開となる資料をぜひご覧ください。
また、本学の学生がデザインしたコンクールの歴代ポスターも展示します。

第2期 日本のオペラと『蝶々夫人』
10月18日(水曜日)から11月6日(月曜日)

明治期から昭和初期に上演され、日本のオペラの先駆けとなった作品に関する資料のほかに、『蝶々夫人』の原作、作品の元になったジャポニズム文学、オリエンタリズムとジェンダー論、物語の背景となる芸者や遊郭と異国の人々との関わりに関する資料を展示します。
その他、第2期では、三浦環が海外公演から帰国後、『蝶々夫人』を演じた際の公演資料や病没後に書かれた志賀直哉の随筆、音楽雑誌での追悼特集など、彼女を悼み功績をたたえた文章にもご注目ください。

第9回静岡国際オペラコンクール

第9回静岡国際オペラコンクールチラシ画像

「静岡国際オペラコンクール」は、静岡県ゆかりのプリマドンナ三浦環をたたえ、没後50年にあたる1996年から、静岡県が3年ごとに開催しているコンクールです。世界各国の声楽家や他の一流コンクールの上位入賞者からの多数の応募、そして厳しい審査基準により、大変ハイレベルな審査が行われます。

【開催日程】
第1次予選 2023年10月28日(土曜日)から30日(月曜日)
第2次予選 2023年11月1日(水曜日)、2日(木曜日)
本選・表彰式 2023年11月5日(日曜日)
【会場】アクトシティ浜松 大ホール

詳細は「静岡国際オペラコンクール」Webサイトをご覧ください。

発行部署:企画室