教育・研究

2026年06月30日

国際文化学科・武田淳准教授が日本環境学会「2025年度日本環境学会賞(研究奨励賞)」を受賞しました

日本環境学会賞(研究奨励賞)の表彰状を受け取った武田准教授の画像

本学国際文化学科の武田淳准教授が、日本環境学会2025年度日本環境学会賞(研究奨励賞)を受賞しました。

日本環境学会は、環境に関する学際的な調査研究と環境教育の推進を通じて、環境問題の解決と持続可能で公正な社会の構築に寄与することを目的とする学術団体です。研究者に限らず、市民や学生による調査や研究発表も重視し、開かれた議論の場を提供するとともに、研究者と地域社会が共同で行う調査・研究を推進しています。

今回、武田准教授が受賞した日本環境学会賞は、環境問題の解決と持続可能な社会の実現に資する優れた研究・実践活動を顕彰するものです。学術成果に加え、市民活動や共同研究、学会運営への貢献など、幅広い功績が評価対象となっています。

日本環境学会賞(研究奨励賞)の表彰状の画像
武田准教授は、学会の要職を歴任し、「市民に開かれた学会」の実現に貢献するとともに、多くの発表や論文を通じて研究活動において顕著な実績を上げてきました。また、環境政策と地域社会の実態を結びつける文化人類学的視点から、コスタリカの自然保護区政策や、コーヒー生産と気候変動に関する研究を展開し、学会内外に広く発信している点が高く評価されました。さらに、コーヒーチェリーの果肉を活用したアップサイクル商品「カスカラティー」の開発・販売といった実践的活動を通じ、社会への還元にも取り組んでいる点も認められ、今回の受賞に至りました。

2026年6月20日(土曜日)に龍谷大学で開催された日本環境学会第52回研究発表会において授賞式が執り行われ、武田准教授に表彰状が授与されました。
表彰式で受賞後のスピーチをする武田准教授の画像

受賞コメント

このような賞をいただき、大変光栄に思います。この場をお借りしてまず感謝を伝えたいのは、研究調査地の皆さまです。私は、長らくコスタリカやパプアニューギニアの農村でフィールドワークを続けてきました。私の研究は、現地の方々から教えていただいた知恵や経験を、情報の交通整理して発信しているに過ぎません。その意味で、両国の皆さまの支えがなければ、今回の受賞はありませんでした。また、共に活動してきた学生の皆さんにも感謝をお伝えします。今回の受賞では、研究だけでなく実践活動も評価していただきました。そのため、この賞はサークル「りとるあーす」の学生や歴代ゼミ生の皆さんと共にいただいた賞だと感じています。今回の受賞を励みに、これからも現地で学ぶ姿勢を忘れず、一つひとつの出会いを大切にしながら研究と実践を積み重ねていきたいと思います。

発行部署:企画室